基本情報

内容詳細
多感な少年と若い義母の葛藤を描いたストレーガ賞受賞作の新訳と、「失われた絆は取り戻せるのか」をテーマに、家族の崩壊と再生を描いた名作を収録。現代イタリア文学を代表する2人の女性作家の話題作。〈受賞情報〉毎日出版文化賞企画部門(第64回)
【著者紹介】
エルサ・モランテ : 1912‐1985。1912年ローマ生まれ。幼時から詩や童話を書き、20歳頃から精力的に作品を発表する。41年、短編集『秘密の遊び』でデビュー。イタリアが内戦状態に陥った43年、夫アルベルト・モラヴィアと共に地方の農村に避難。解放後のローマで執筆を再開し、48年、長編『嘘と魔法』でヴィアレッジョ賞、57年『アルトゥーロの島』でストレーガ賞を受賞し作家としての地位を確立する。戦後イタリア最大の女性作家とみなされている
ナタリア・ギンズブルグ : 1916‐1991。1916年パレルモ生まれ。18歳で初めて短編を文学誌に発表。反ファシズム活動家のレオネ・ギンズブルグと結婚し、40年から3年間を夫の流刑地の南伊の寒村で過ごす。42年、最初の小説『町に行く道』を刊行。解放前のローマで夫が獄中死を遂げた後、幼時を過ごしたトリノに戻り、出版社のエイナウディ社で働く。52年、『私たちの歩いてきた道』でヴェイロン賞、57年、『ヴァレンティーノ』でヴィアレッジョ賞、63年、『ある家族の会話』でストレーガ賞を受賞する。多くの戯曲、エッセイも著した
中山エツコ : 1957年東京生まれ。東京外国語大学卒業。東京大学大学院修士課程修了。ヴェネツィア大学文学部卒業。現在ヴェネツィア大学講師
須賀敦子 : 1929年兵庫県生まれ。聖心女子大学卒業。上智大学比較文化学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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starbro さん
読了日:2021/04/23
藤月はな(灯れ松明の火) さん
読了日:2017/04/13
ぞしま さん
読了日:2021/08/14
秋良 さん
読了日:2019/04/02
ゆき さん
読了日:2009/06/06
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