エリナー・ファージョン

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町かどのジム 子どもの文学・青い海シリーズ

エリナー・ファージョン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784887500242
ISBN 10 : 4887500246
フォーマット
出版社
発行年月
2001年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
22cm,171p

内容詳細

町角のポストのそばにミカン箱がひとつ置いてあって、そこにジムが座っていた。ジムはもう年をとっていたが、子どもたちに心から愛されていた…。作品世界の雰囲気を伝えるアーディゾーニの挿絵入り。

【著者紹介】
松岡享子 : 1935年神戸に生まれる。慶応義塾大学図書館学科を卒業。その後、渡米し児童図書館学を学び、当地の公共図書館に勤める。1965年帰国し大阪市立中央図書館に勤務。ほどなくして退職し、自宅で家庭文庫をひらき、児童文学の創作、翻訳、研究を続ける。1974年石井桃子氏らとともに、(財)東京子ども図書館を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • みつばちい さん

    船乗りのジムは毎日町かどにいて、みんなに愛されているけど特に子どもたちにはとても愛されている。ジムが不思議で楽しい昔の話をしてくれるからだ。デリーはそんなジムの80歳の誕生日にあるプレゼントをする。それはとっても素敵なプレゼントだった、、、。どのお話も面白いけど、とくにペンギンがジムを奥さんだと思っていた話と、海へビを撫でてやって金の輪をもらった話、土星が月を奪おうとした話、タラが肝油で波を鎮めてくれた恩返しの話が好き。

  • ヒラP@ehon.gohon さん

    いつも町角にたたずんでいるジムの、船乗り時代のお話は唐突無形なホラ話ですが、本当に船乗り立ったの頃の思い出と、懐かしさがあって、人情味に溢れています。 その話を楽しみにしている、まだ8歳の純心な少年デリーとのやり取りがとても微笑ましく感じました。 ジムが80才の誕生日を迎えるラストが素晴らしいと思います。

  • シュシュ さん

    ファージョンを読むとほっとする。80才のジムが町かどでミカン箱に座り、8才のデリーに語るお話の数々。それぞれの話が独特でバラエティーに富んでいた。ありあまり島、ペンギンのフリップ、月をみはる星、チンマパンジーとポリマロイが特によかった。家族のいないジムに対する町の人たちの接し方がとても温かい。ファージョンは、「本なしで生活するよりも、着るものなしでいるほうが自然にさえ思える。」といっていたらしい。私も本なしの生活は考えられない。

  • あたびー さん

    ジムは引退した老水夫。町の人たちから愛されいろんなお下がりをもらっているジムは町角でみかん箱に座っています。ジムの話を聞きに通ってくるのはデリー坊や。ジムの話はあっと驚くトンデモ話ばかり。子供が夢中になる話とはどんな話かを、ファージョンはよく分かっているのです。揺り木馬号の航海で世界中を周り、南極から南の島からありとあらゆる所にジムは行きます。時にはダジャレ混じりのユーモアたっぷりに語られるお話の数々。英国人が海を愛する気持ちも伝わってきます。

  • ochatomo さん

    船乗りだったジムの8つの話 挿絵アーディゾーニ氏 2001刊

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エリナー・ファージョン

1881‐1965。英国ロンドンで人気作家の父のもとに生れる。若い頃から脚本や詩集を執筆し、40歳のときに『リンゴ畑のマーティン・ピピン』で作家としての地位を確立する。その他の作品に『本の小べや』(カーネギー賞受賞)などがあり、すぐれた児童文学者として第1回国際アンデルセン賞を贈られる

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