エリック・ジャコメッティ

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ナチスの聖杯 (下)(竹書房文庫)

エリック・ジャコメッティ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784801919228
ISBN 10 : 4801919227
フォーマット
出版社
発行年月
2019年06月
日本
追加情報
:
350p;15

内容詳細

モンセギュール城を接収して以来、ナチスの親衛隊は厳密な時間割に従って発掘作業を進めていた。トリスタンは目的を知らされることもないまま奴隷のように使役されていたが、そのさなかにも、カタリ派最後の要塞に秘められた真実が少しずつ明らかにされていく。やがてトリスタンたちは、何世紀も前に封印されていた聖域へと続く入口を発見する。“光が闇に差し、闇はこれを拒んだ”―聖書の言葉がまるで道を示すようにして導いたのだ。はたして、地下道を抜けた先に待ち受けていたのは、ルビーのように赤い鉤十字。それはチベットで発見された鉤十字と同じ、神秘の輝きをまとっていた。親衛隊を率いるヴァイストルトが第二の秘宝を手にしようとしたちょうどその時、洞窟の中に銃撃音が鳴り響き、マローリーが現れる。部下のジェーンと夫婦を装ってフランスに入国したマローリーは、現地でレジスタンスと合流。ナチスが狙う秘宝を奪取すべく、モンセギュール城に突入したのだ。第二の秘宝を挟み、独英仏がついに激突する!同じ頃、ドイツ労働者党副総統ルドルフ・ヘスはメッサーシュミットを駆り、一人海上を飛んでいた。ヘスが目指すのはイギリス。ヒトラーの腹心であるはずの彼が、なぜ単独で敵国に向かうのか?

【著者紹介】
エリック・ジャコメッティ : 「ル・パリジャン」誌などで活躍するジャーナリスト、作家。著作に累計220万部を突破した「マルカス警視」シリーズがある

ジャック・ラヴェンヌ : フランス大東社の棟梁を務めるフリーメイソンリー。古文書の専門家

大林薫 : フランス語翻訳家。青山学院大学フランス文学科卒業

郷奈緒子 : フランス語翻訳家。早稲田大学教育学部理学科卒業

練合薫子 : フランス語翻訳家。法政大学英文科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • Panzer Leader さん

    「第164回海外作品読書会」史実に創作を巧みに絡ませた筋運びは読みごたえ抜群。まさに「ダ・ヴィンチ・コード」とインディー・ジョーンズを足して二で割ったようなオカルト・ミステリー・アクション。ナチスの幹部連中も顔見世程度でなくちゃんとストーリーに沿った登場の仕方でグッド。二つ目の古代の遺物を手に入れたと確信したドイツがソビエトへの侵攻「バルバロッサ作戦」を発動したところで第二部へ。この手のジャンルが好きな人にとってはたまらない作品だけどあまり読まれていないのは残念。

  • Richard Thornburg さん

    感想:★★★★  下巻に入って、第三帝国のオカルト部分がクローズアップされている感じで、鉤十字モノを読みなれた方、あるいはアーネンエルベの登場する作品を読んだ方でも、ちょっとインパクトがあるんじゃないですかね。  史実とフィクションのブレンド具合がいい感じで、フィクション部分にもリアリティのあるのがミソ。  下巻に入ってからのヒムラーの不気味さ具合とオカルト部分のクローズアップが、何とも不気味な雰囲気を醸し出していて薄ら怖いです。 

  • Ryuka さん

    下巻はなかなか読む時間が無く、入浴中に読むようにしたらモリモリ読んでました。ナチスの聖杯面白かったー!インディ・ジョーンズみたいだなと思ってたら最後のほうにインディ+ダ・ヴィンチ・コードとあり、確かにそうだ! 私の総統界隈で知る「顔」はヒムラーとヘスだけなんだけど、どちらも作中で気になる性格や癖を持ってて、創作っぽいけど事実なのかなあ?と調べてみたら事実だったので驚いた。 ヒムラーの城を手に入れたのとその描写。更に特にヘスの奇行は驚いた。ヘスの奇行を事実に若干の創作を加えた感じ。ヘスそんな背景あったんだ。

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