エリック・ウィリアムズ

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資本主義と奴隷制 経済史から見た黒人奴隷制の発生と崩壊 世界歴史叢書

エリック・ウィリアムズ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784750318455
ISBN 10 : 4750318450
フォーマット
出版社
発行年月
2004年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
山本伸 ,  
追加情報
:
20cm,412p

内容詳細

イングランドにおける産業革命のための資金供給に果たした黒人奴隷制および奴隷貿易の役割と、その奴隷制を崩壊させることになった成熟した産業資本主義そのものに対する経済学的研究の1冊。

【著者紹介】
エリック・ウィリアムズ : 1911年、トリニダード生まれ。クィーン・ロイヤル・カレッジ卒業後、政府の奨学金を得てイギリスのオックスフォード大学に入学。歴史学科に在籍し、1938年に博士号を取得。1962年、トリニダードがイギリスから独立すると同時に初代首相に就任、1981年に没するまでずっと国家元首を務めた。独立等、国家への多大な貢献から、「トリニダードの父」と呼ばれる。代表著書『資本主義と奴隷制』(1944)はオックスフォードで博士論文『西インド諸島の奴隷貿易および奴隷制における経済的側面』を加筆修正したもので、奴隷制を経済的観点から説明する「ウィリアムズ・テーゼ」は議論を巻き起こした

山本伸 : 1962年、和歌山県生まれ。立命館大学卒業、コロンビア大学大学院留学、静岡大学大学院修了。専門はカリブ文学。現在、四日市大学環境情報学部メディアコミュニケーション学科助教授、グローバルネットワーク21(NPO)常任理事、ポップカルチャー学会副会長、黒人研究の会事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ケン・リヴィングストン さん

    イギリス資本主義の発達背景を奴隷貿易と奴隷労働力の急速な普及にみる歴史的名著。長らく絶版であったものが2004年に新訳版が完成。国名表記や通貨換算など、翻訳に難があるところが多く、世界史の豊富な知識がなければ読みこなせない部分がある。また、複数の訳者が別個に各省の翻訳を担当しており、章ごとに表記に差異があるほか「お前前の章読んだか?」とツッコミたくなる不適切な訳注など監訳者が仕事を果たしてないと感じる部分も大きかった。傍らにスマートフォンやタブレットを置き、用語をしらみつぶしに調べながら読むのが良い。

  • Hiroki Nishizumi さん

    興味深く読めた。黒人あっての奴隷制度だと思い込んでいたが、奴隷制度では元は白人の奴隷もいたが紆余曲折の後に黒人ばかりとなったことは意外だった。また製糖工場がイギリス本土にあったことも驚いた。相当歩留りが悪かったに違いない。それにしても帝国主義の時代では奴隷制度の批判は難しかったかもしれないと感じた。

  • Ojuko さん

    途中で断念。後でまた読み直すかも。 論文を読み慣れている人なら大丈夫なんだろうな。決して面白くないわけではない。

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エリック・ウィリアムズ

1911‐81年。歴史家、トリニダード・トバゴ共和国初代首相。産業革命をカリブ海域から見るという歴史学の大転換となる研究に取り組んだ。ウィリアムズの研究が、のちの従属理論や世界システム論を導くことになる

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