エリザベス・アセヴェド

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詩人になりたいわたしX

エリザベス・アセヴェド

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784092905887
ISBN 10 : 4092905882
フォーマット
出版社
発行年月
2021年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
423p;19

内容詳細

ハーレムで暮らす十五歳の少女シオマラは厳しい母親に猛反発していたが、高校のポエトリー・スラム部で詩のパフォーマンスを知り、自己表現の世界にどんどんのめり込んでいく。全編を詩で描く家族と恋と友情の物語。全米図書賞、カーネギー賞、ボストングローブ・ホーンブック賞、ゴールデン・カイト賞、マイケル・L・プリンツ賞他、数多くの文学賞を受賞。

【著者紹介】
エリザベス・アセヴェド : 詩人、作家。ニューヨーク市出身。両親はドミニカ共和国からの移民。ジョージ・ワシントン大学パフォーミング・アーツ・コースの文学士号とメリーランド大学クリエイティブ・ライティング・コースの創作学修士を取得している。ポエトリー・スラム(詩のパフォーマンスを競う大会)の全米大会優勝者。現在、ワシントンDCで夫と共に暮らしている。2冊目の著書『詩人になりたいわたしX』で2018年全米図書賞(児童書部門)、ボストングローブ・ホーンブック賞(フィクション部門)、2019年マイケル・L・プリンツ賞、2019年カーネギー賞を受賞、2019年ゴールデン・カイト賞ヤングアダルト・フィクション部門オナーに選ばれるなど、多数の賞を獲得した

田中亜希子 : 銀行勤務を経て、翻訳者に。読み聞かせの活動もおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • かもめ通信 さん

    “ノートのなかにかくれていたのは、それが泣かずにいる唯一の方法だったから。”母との確執、はじめての恋、兄の秘密、ポエトリー部と仲間達との出会い自分を表現することとは…。全篇詩で綴られた物語。読んでいるうちに胸のあたりがかあっと熱くなってきて、だんだん視界がにじんでくる。 この本のこと、この本に書かれた詩のことを、いますぐ誰かと話したいような、高揚した心持ちでありながら、この気持ちの高ぶりをどう伝えたらいいのかわからずとまどいもする。たぶん、書くのがいいのだろう。私もノートを取り出して。

  • 星落秋風五丈原 さん

    文章が詩みたいに配置されていた。

  • スイ さん

    わーーーーん! 終盤はボロ泣きだった…。 良い本を読みました…。 厳格な母の元、ノートにこっそり言葉を綴る高校生シオマラ。 家庭環境、宗教、男に消費されたくないけれど憧れや欲望もある揺れ。 様々な悩みを詩に書くことで時に耐え、時に戦う彼女の姿に心が揺さぶられた。 ポエトリークラブに入ってからの彼女の眩いスパーク、聖書を語る母との対決、恋の行方…。 一つ一つが愛おしくて胸がギュッとなる。 十代に入ったら、娘にも渡したいな。

  • そらこ さん

    わたしシオマラは、ニューヨークのハーレムに暮らす10年生のドミニカ人。母親は信心深くて言動に厳しく、シオマラは息苦しい。ボーイフレンドができ、先生からポエトリー部にも誘われる。でも、どちらも母親の意に沿わない。爆発しそうな日々の気持ちを、詩のように言葉で綴る。ふつふつと静かに波打ちながら流れていた言葉が、ラストで嵐のように激しく打ち付けてくる。独り立ちするとき、自分と親のあいだで葛藤するティーンズの気持ちが、赤裸々にあらわされている。信仰などの環境は違うけれど、日本の子どもたちも共感できると思う。

  • ズー さん

    とてもよかった!母親が毒親すぎたり、シオマラの宗教感とかもすごくよく分かるし、ティーンズの禁じられたキュンキュンする恋模様とかたまらん。心の拠り所であり、才能に満ち溢れるノートいっぱいの詩。それが彼女を支えて強くする。詩っていいもんだなぁと思った。したくないことはしなくていい、やりたいことを胸張ってやればいいってこと。1番オッと思ったのはアマーンの自分を捨てた母への、考え方と言葉かな。

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エリザベス・アセヴェド

詩人、作家。ニューヨーク市出身。両親はドミニカ共和国からの移民。ジョージ・ワシントン大学パフォーミング・アーツ・コースの文学士号とメリーランド大学クリエイティブ・ライティング・コースの創作学修士を取得している。ポエトリー・スラム(詩のパフォーマンスを競う大会)の全米大会優勝者。現在、ワシントンDCで

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