エラリー・クイーン

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靴に棲む老婆 ハヤカワ文庫HM

エラリー・クイーン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784150701567
ISBN 10 : 4150701563
フォーマット
出版社
発行年月
2022年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
448p;16

内容詳細

製靴業で成功したポッツ家の当主コーネリアには子供が6人いる。先夫の子3人は変人ぞろい、現夫の子3人はまともだがコーネリアによって虐げられていた。ある日名誉毀損されたと長男が異父弟に決闘を申し込んだ。介添人を頼まれたエラリイは悲劇を回避するため一計を案じる。だがそれは、狂気と正気が交錯する恐るべき連続童謡殺人の端緒に過ぎなかった。本格ミステリの巨匠、中期の代表作が新訳で登場。

【著者紹介】
エラリイ・クイーン : クリスティー、カー、クロフツらと並んで本格ミステリの黄金時代を代表する作家。エラリイ・クイーンはペンネームで、その正体はともに1905年生まれの従兄弟同士、フレデリック・ダネイとマンフレッド・リー。1929年に『ローマ帽子の秘密』でデビューし、ベストセラー作家となった。代表作に『エジプト十字架の秘密』『Yの悲劇』(どちらも1932年)などがある。また(エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン)(EQMM)を刊行し、ラジオドラマなどにもいち早く進出するなど多方面にわたって活躍した

越前敏弥 : 1961年生、東京大学文学部国文科卒、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Kircheis さん

    ★★★☆☆ 越前氏の新訳はやはり読みやすい。 ラストの大どんでん返しが見事な作品だが、そこに至るまでに様々な仕掛けがてんこ盛りのため逆に目立たなくなってる気がする。 本作はテレビ版に寄せて書かれたため、若干エラリーのキャラが子供っぽくなっている。ヴェリーなんか単なる間抜け刑事になってるし… 決闘や殺人未遂をしているのに特にお咎めなしなのは流石に違和感あるし、ルーエラやホレイショの強烈なキャラを活かせてないなど不満もあるが、ラストにおける怒涛の推理は流石クイーンといったところ。

  • yukision さん

    靴の製造事業で大成功を収めたポッツ一家を仕切る母親には3人ずつ父親の違う子供がおり,兄弟間での決闘騒ぎの末に殺人事件が起こる。銃の所持が合法な国の上に時代も違うのでやや理解が追い付かない部分もあったが,そこそこ楽しく読めた。

  • 星落秋風五丈原 さん

     最初にある種答えは出ているのだが、なぜかエラリイ、犯人を断定しない。なぜに?いや、あまりに早く話が終わってしまうから?まあ、当たり前すぎてつまらないのか。やたらマザーグースの童話を口にして見立て殺人説を唱える。そもそも決闘をやめさせるのなら、小細工を使わないで、決闘自体をやめさせればよかったものを。名探偵の宿命か、中盤までは常に事件の後をおいかけ、後半追い込んでさて皆さんと大団円に持ち込む。おまけに飛び切りの幸運もゲット。この展開はホームズのあの作品…ごにょごにょ。ところでおとーさん結構怒りぽいですね。

  • 本木英朗 さん

    『靴に棲む老婆』新訳版である。しかも旧版は何と創元である。俺はそちらの方で3回読んでいたが、新訳版はどうなのか? 製靴業で成功したポッツ家の当主コーネリアには子供が6人いる。先夫の子3人は変人ぞろい、現夫の子3人はまともだが、コーネリアによって虐げられていた――という話から始まる。もう旧訳がどうやって解決したのか忘れていたけれど、それを置いても新訳版は、超面白かったね! 最後の最後がまたいいのよね!! 大満足でした。またいつか読もうと思う。

  • おうつき さん

    だいぶ久しぶりの再読だけど、やっぱり面白い。ちょっと捻りすぎな感じは否めないけど、終盤の推理はワクワクしてしまう。変人揃いの一家の存在が適度なコメディ感を与えてくれて、肩肘張らずに読むことができた。シーラの存在はそういう経緯があったのねと解説を読んで納得。

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エラリー・クイーン

1905年ニューヨーク生まれ。同い年のいとこ、フレデリック・ダネイとマンフレッド・B・リーの共同のペンネーム。「エラリー・クイーン」のシリーズや、バーナビー・ロス名で書いた『Xの悲劇』『Yの悲劇』などが有名

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