エラリー・クイーン

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ダブル・ダブル ハヤカワ文庫

エラリー・クイーン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784150701550
ISBN 10 : 4150701555
フォーマット
出版社
発行年月
2022年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
480p;16

内容詳細

エラリイに匿名の手紙が届く。そこには最近ライツヴィルで起きた事件を記した新聞記事―“町の隠者”の病死、富豪の自殺、“町の物乞い”の失踪―の切り抜きが。そして、父親の失踪の真相を探ってほしいという妖精のように魅力的な娘・リーマに導かれ、エラリイは四度ライツヴィルを訪れる。そこで待ち受けていたのは、さらなる不審死の連続だった…本格ミステリの巨匠、円熟期の傑作が新訳で登場。

【著者紹介】
越前敏弥 : 1961年生、東京大学文学部国文科卒、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 本木英朗 さん

    エラリイ・クイーン『ダブル・ダブル』新訳版である。旧訳版は読んでいなかったので、俺は初めてだ。エラリイに匿名の手紙が届く。そこには最近ライツヴィルで起きた事件を記した、病死や自殺などの新聞記事の切り抜きが。そして、父親の失踪の真相を探ってほしいという、魅力的な娘・リーマに導かれるようにして、エラリイは四たびライツヴィルを訪れる――という話である。超凄かったです。さすが名探偵エラリイ、そして作者クイーンである。さらに言えば、翻訳者の越前さんにもだけれどね! 大満足でした。またいつか読もうと思う。

  • LUNE MER さん

    ライツヴィルものの中でも特に緩慢な展開のイメージ。しかしながら、別に読んでいて退屈というわけではなく、ライツヴィルの醸し出す空気がこの展開を許容している気がする。事件にしても、客観的に見れば連続殺人事件には見えないものを探偵が騒いでいるだけと思われても仕方ない展開。ましてこの時期のエラリィは犯人に利用されて犯罪計画の遂行に意図せず寄与してしまう後期クイーン的問題の渦中。ヒロインはなかなか魅力的だが、彼女もまたイタリアでセカンドライフを共にするパートナーには該当しなさそう。

  • くさてる さん

    数十年ぶりの再読。もちろん内容はほとんど覚えてなかったけれど、ヒロインのリーマの自由奔放さは印象に残ってました。せっかくのその個性が、後半に生かされてなかったのは残念。でも、こういう見立て殺人のミステリの面白さは堪能できた気がします。

  • Book Lover Mr.Garakuta さん

    【図書館】【速読】:アメリカの東海岸を舞台にした小説。自分が苦手とする分野のミステリー小説。彼の本はあんまり知らないがエラリイらしさが出ておもしろかった。エラリークイーンは、コナン・ドイルやアガサ・クリスティーと肩を並べる小説家で、面白かったけど。土地を想像できずにまいってしまう。

  • 飛鳥栄司@がんサバイバー さん

    ミステリを中心に据えてくれてるけど、やっぱりライツヴィルは何となく鬱々としている。そんななかに現れる、リーマは清涼剤のような存在。物語の雰囲気は無理矢理にでも明るい方向に向けて、いざ謎解き。物事の2面性と見立てで謎を構成していて、必然性と関係性に期待は高まるが、見立ての強引さが荒目立ちした印象。動機しかり見立てしかり、事件の複雑性しかり、純粋にミステリをワクワクした感じで楽しむにはハードルが高い作品ではある。取り上げるテーマとミステリの融合という崇高な目標が高すぎるのかもしれないが。

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エラリー・クイーン

1905年ニューヨーク生まれ。同い年のいとこ、フレデリック・ダネイとマンフレッド・B・リーの共同のペンネーム。「エラリー・クイーン」のシリーズや、バーナビー・ロス名で書いた『Xの悲劇』『Yの悲劇』などが有名

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