エドゥアール・マネを見つめて

エミール・ゾラ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784487813254
ISBN 10 : 4487813255
フォーマット
出版社
発行年月
2020年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
175p;15

内容詳細

美術史上の巨匠を同時代の人物が描く、ハンディにして骨太の入門書シリーズ。

第2作は、19世紀半ば、『草上の昼食』や『オランピア』を発表し、絵画界にスキャンダルを巻き起こした、絵画の革命家・マネを、長年の友人にして、自然主義文学の巨匠、エミール・ゾラが描く。

オールカラーで代表作多数掲載。

【著者紹介】
エミール・ゾラ : 1840年生まれ。フランスの小説家。自然主義を標榜する。1860年代から出版社アシェットで働きながら、文筆活動を開始。幼少期からの友人である画家ポール・セザンヌとともに、のちに印象派となるグループと交流。マネの作品に心酔し、“オランピア”が非難の的となったさいには擁護の論陣を張る。代表作に『居酒屋』、『ナナ』など。対象を冷徹な観察で生々しく描写する手法で高い評価を得た。1902年死去

ロバート・レスブリッジ : 1947年生まれ。英国の文学研究者。ケンブリッジ大学セントジョンズ・カレッジで博士号を取得。ケンブリッジ大学栄誉教授、ロンドン大学名誉教授。専攻は19世紀フランス文学で、とくにエミール・ゾラの文学作品の研究、19世紀の文学と美術の関係についての研究で広く知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • アキ さん

    ゾラとマネは文筆家と画家という違いはあるにせよ同志であった。マネはゾラの肖像を描き、ゾラは大衆に嘲笑されたマネの「オランピア」を傑作と擁護し、自然をそのまま描いた色彩の画家だと称した。「オランピア」の黒猫の暗喩を知りつつ、黒は必要な色彩の対比だったとするゾラの論法は苦しいが、自身の肖像画の時に感じたマネの真摯な眼差しへの畏敬の念と、没後その作品が国立美術学校に展示された時の賛辞が、マネへの変わらぬ友情だけではなく、同時代を生きた巨匠の出現を現している。マネは1883年死去。ゾラは1902年まで生きた。

  • 星落秋風五丈原 さん

    凄くまじめな美術論、民衆論でした。我が道を行けマネって感じです。

  • m さん

    美術館に絵を見に行くようになってから、なかなか区別がつかなかったマネとモネ。今なら違いが分かる。どこかの展覧会で見た生牡蠣の絵が好き。本書だと「春」が素敵だった。日本人の感覚からすれば夏に近いかな。

  • nranjen さん

    図書館本。ゾラのマネ論をロバート・レスブリッジというイギリスの19世紀の作家と芸術家の専門家の論を解説として、さらに訳者の解説(順番はすべて逆)を伴い、マネの作品と共にポケット版の冊子にしてあるもの。残念なのは、作品と記述がばらばらなため、混乱をきたす。絵を載せるには、できれば文章と符号、もしくは何らかの順番があってよいのでは?そして三つの論の順番は、ゾラ→イギリスの専門家→訳者にしておいた方がわかりやすいのではないか?ゾラの文章はフランス語→英語→日本語らしい。素敵な本ではあるが色々混乱。

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エミール・ゾラ

1840年生まれ。フランスの小説家。自然主義を標榜する。1860年代から出版社アシェットで働きながら、文筆活動を開始。幼少期からの友人である画家ポール・セザンヌとともに、のちに印象派となるグループと交流。マネの作品に心酔し、“オランピア”が非難の的となったさいには擁護の論陣を張る。代表作に『居酒屋』

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