Product Details
ISBN 10 : 4766425189
Content Description
戦争とは、誤訳や食い違いの極端な継続にほかならない。9.11「同時多発テロ」以降の混迷する世界状況を、「翻訳」という観点から緻密に分析する斬新な試み。
目次 : イントロダクション(9・11後の翻訳―戦争技法を誤訳する)/ 第1部 人文主義を翻訳する(人文主義における人間/ グローバル翻訳知―比較文学の「発明」、イスタンブール、一九三三年 ほか)/ 第2部 翻訳不可能性のポリティクス(翻訳可能なものはなにもない/ 「翻訳不可能」なアルジェリア―言語殺しの政治学 ほか)/ 第3部 言語戦争(バルカン・バベル―翻訳地帯、軍事地帯/ 戦争と話法 ほか)/ 第4部 翻訳のテクノロジー(自然からデータへ/ オリジナルなき翻訳―テクスト複製のスキャンダル ほか)/ 結論(新しい比較文学)
【著者紹介】
エミリー・アプター : 1954年生まれ。1983年プリンストン大学比較文学科で博士号を取得。ニューヨーク大学フランス文学・比較文学教授
秋草俊一郎 : 1979年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科修了。博士(文学)。日本大学大学院総合社会情報研究科准教授。専門は比較文学、翻訳研究など
今井亮一 : 1987年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程在籍。2014‐15年度サントリー文化財団鳥井フェロー。専門は比較文学など
坪野圭介 : 1984年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得満期退学。同大学院特任研究員。専門はアメリカを中心とした都市文学・文化
山辺弦 : 1980年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科修了。博士(学術)。東京経済大学経済学部専任講師。専門は現代スペイン語圏のラテンアメリカ文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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にたいも
読了日:2023/12/18
takao
読了日:2025/05/30
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