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ISBN 10 : 4794223420
Content Description
外来種が在来種より優れている場合がある。「本来の生態系は安定している」というのは幻想。「手つかずの自然」への崇拝は米国で生まれた。地球の自然は、人間が運営・管理すべきだ。「手つかずの自然」なき現代の新しい自然保護を提案する。
目次 : 第1章 自然を「もとの姿に戻す」ことは可能か/ 第2章 「手つかずの自然」を崇拝する文化の来歴/ 第3章 「原始の森」という幻想/ 第4章 再野生化で自然を増やせ/ 第5章 温暖化による生物の移動を手伝う/ 第6章 外来種を好きになる/ 第7章 外来種の交じった生態系の利点/ 第8章 生態系の回復か、設計か?/ 第9章 どこでだって自然保護はできる/ 第10章 自然保護はこれから何をめざせばいいか
【著者紹介】
エマ・マリス : サイエンスライター。自然、人々、食べ物、言語、書籍、映画などについて執筆。数年間記者として勤務していたネイチャー誌のほか、ナショナルジオグラフィック、ニューヨークタイムス、ワイヤード、グリスト、スレート、オンアースなどの雑誌・新聞に寄稿している。ワシントン州シアトル出身、オレゴン州クラマスフォールズ在住
岸由二 : 慶應義塾大学名誉教授。生態学専攻。NPO法人代表として、鶴見川流域や神奈川県三浦市小網代の谷で“流域思考”の都市再生・環境保全を推進。国土交通省河川分科会、鶴見川流域水委員会委員
小宮繁 : 慶應義塾大学理工学部講師。慶應義塾大学文学研究科博士課程単位取得退学(英米文学専攻)。専門は20世紀イギリス文学。1989〜91年、ケンブリッジ大学訪問講師。2012年3月より、慶應義塾大学日吉キャンパスにおいて、雑木林再生・水循環回復に取り組む非営利団体、日吉丸の会の代表をつとめている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Koichiro Minematsu
読了日:2021/02/12
アナクマ
読了日:2021/07/16
アナクマ
読了日:2021/09/18
アナクマ
読了日:2025/08/17
meow3
読了日:2021/06/02
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