エマニュエル・トッド

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世界の未来 ギャンブル化する民主主義、帝国化する資本主義 朝日新書

エマニュエル・トッド

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022737526
ISBN 10 : 4022737522
フォーマット
出版社
発行年月
2018年02月
日本
追加情報
:
224p;18

内容詳細

グローバル化への反動として、多くの問題が噴出する私たちの社会。先進国の中でこそポピュリズムが台頭するのはなぜか。行き詰まる民主主義の再活性化には何が必要か。崩壊が進む資本主義に取って代わるものはありうるのか。排外主義の高まりとどう向き合えばよいのか―。世界最高の知性たちが、今起きていること、これから起きることを鮮やかに読み解く。

目次 : 1 世界の未来―私たちはどこに行くのか(はじめに「核家族」と「民主主義」があった/ 英米で再登場し、欧州大陸で消える民主主義 ほか)/ 2 民主主義の希望―ポピュリズムと21世紀の民主主義(選挙による民主的な成果の衰退/ ポピュリストのプロジェクト ほか)/ 3 資本主義の限界―グローバリゼーションと国際国家システムの危機(資本主義にかわる新たな秩序/ 国内の反乱 ほか)/ 4 分断の克服―移民政策に失敗した国は、21世紀の負け組になる(人間社会に不可欠な「壁」/ 移民政策の「リベラル・パラドックス」 ほか)

【著者紹介】
エマニュエル・トッド : 1951年フランス生まれ。歴史家、文化人類学者、人口学者。家族制度や識字率、出生率に基づき現代政治や社会を分析し、ソ連崩壊、米国の金融危機、アラブの春、英国EU離脱などを予言

ピエール・ロザンヴァロン : 1948年フランス生まれ。仏民主労働総同盟の経済顧問などを経て、85年に国家博士号取得。2001年からコレージュ・ド・フランス教授

ヴォルフガング・シュトレーク : 1946年ドイツ生まれ。米ウィスコンシン大学マディソン校教授、マックス・プランク社会研究所所長などを経て、同名誉所長

ジェームズ・ホリフィールド : 1954年生まれ。アメリカ、フランスで学んだ後、米デューク大学で博士号(政治学)を取得。専門は国際政治経済学。人の国際移動研究で世界的に知られる。米サザンメソジスト大学教授など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 佐島楓@執筆中 さん

    民主主義制度の矛盾・乖離・劣化が全世界的なものであること、多数の民意を反映することがイコール個人の意見を反映させるものではないことなど、西側の学者の知見が多く得られた。高学歴が決して知性的な人間を生むとは限らないという意見に、ヨーロッパでも学問に問われる質が変わってきているんだ……と悲しくなった。

  • 壱萬弐仟縁冊 さん

    トッド:核家族こそが人類の最初の家族システム。自由民主主義理解に有意(11頁)。今、人々は平等ではないという潜在意識をともなった社会に移ってきてしまった(20頁)。トッド自身は平等だという潜在意識をもった社会を重視する(21頁)。民主主義とは、人々が自分で決め、エリートがその決定を尊重するとする制度のこと。BREXITは英国の人々に大変な困難をもたらすでしょう(36頁)。命を生み出すものは、無秩序、だらしなさ、ルーズさ(46頁)。ロザンヴァロン:今日、民主主義の中心にきているのは行政権力の選出(63頁)。

  • とよぽん さん

    これからの世界は、グローバル化と市場原理によってどんな世界になっていくのだろうか。日本は島国で、移民の受け入れにものすごく慎重(?)だが、人口減少と高齢化が止まらないので、移民を計画的に受け入れていかなければならないのでは? 4人の学者の話は、それぞれとても示唆に富む内容だった。トッド氏の、歯に衣着せぬ言い方が気持ちよかった。

  • ミッキー・ダック さん

    本書は、昨年と一昨年の朝日地球会議の論者4人による講演とインタビューの記録。◆国家がグローバル化に組み込まれ、一部エリートを除き多くの国民は豊かさから取り残された。そこから生じた排他的な国民国家・民主主義復活の動きを論じる。◆選挙が民主的であっても議会が機能せず政府は大資本べったり。選挙以外の仕組みを作り国民の声を政府に聞かせ、富の再配分を行うと同時に、グローバリズムに規律を求めることが必要といった論調だが、脱グローバル化は不可避のようだ。◆世界の動きとは逆にグローバル化一色の日本が心配になる。

  • 呼戯人 さん

    エマニュエル・トッドやヴォルフガング・シュトレーク、ピエール・ロザンヴァロン、ジェームズ・ホリフィールドによるインタヴュー及び講演集。特に面白かったのは、ヴォルフガング・シュトレークによる資本主義の限界と題する講演である。ポスト新自由主義、資本主義の次の段階を探る論考で刺激的だった。資本主義には規制が必要だし、国家や民主主義を成立させるための条件をグローバリズムは備えていないとする主張には納得がいった。日本の金融緩和策には、出口がなくグッドラックとしか言えないという辛口の指摘もあった。その通りだと思う。

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