エドガー・アラン・ポー

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怖い家

エドガー・アラン・ポー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784767829555
ISBN 10 : 4767829550
フォーマット
出版社
発行年月
2021年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
348p;19

内容詳細

決して開けてはいけない扉がある―。ポー『アッシャー家の崩壊』、ラヴクラフト『忌み嫌われた家』、ギルマン『黄色い壁紙』他、巨匠たちが「家」にまつわる恐怖を紡いだ傑作14編が、わかりやすく読みやすい新訳で登場!幽霊屋敷小説傑作選。

【著者紹介】
ジョン・ランディス : 映画監督、脚本家、プロデューサー。1950年、米国イリノイ州シカゴ生まれ。『ブルース・ブラザーズ』(1980)、『狼男アメリカン』(1981)、『星の王子ニューヨークへ行く』(1988)などをはじめとする数多くのヒット作を手掛け、マイケル・ジャクソンの画期的なPV『スリラー』(1983)の監督としても知られる

宮〓真紀 : 英米文学・スペイン語文学翻訳家。東京外国語大学外国語学部スペイン語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    「サーンリー・アビー」以外の作品が既読。再読してもシャーロット・パーキンス・ギルマンの「黄色い壁紙」の最後は様々な解釈を与えるので不気味な余韻がいつまでも尾を引きます。そして作者がフェミニストであった経緯を踏まえると夫ジョンの言動が厭らしいものに見えるのはその情報に引きづられるからだろうか。ラブクラフトの「忌み嫌われた家」は敬愛する叔父の悍ましいからこそ、痛ましい最期にエゴイスティックな願いを込める所は人間味が溢れている。だけど、違和感に心惹かれている様子に絶句した。見事にSAN値が0になっているよ・・・

  • nuit@積読消化中 さん

    映画監督ジョン・ランディス編、「家」にまつわる恐怖を紡いだ名作14編!余談ですが、ジョン・ランディスといえば、小さい時に観た映画『狼男アメリカン』にはすごく興奮したのを憶えてます。あの変身特撮シーン(リック・ベイカー)、今でも大好きです。さて、話がそれましたが、本書にハズレはありません。名だたる巨匠の書いた幽霊屋敷もの。何十年ぶりと久々に読んだものも多かったのですが、こういうお話は時代を超えても変わらず何度読んでも面白い(怖い)です!お勧めです。

  • HANA さん

    幽霊屋敷小説アンソロジー。古典的な作品が集められており、何度も読み返した名作から名前だけ聞くも今回初読の作品まで幅広く集められておりそれだけで満足。冒頭からポーやブラックウッドの名品が収録されており、陰鬱なゴシックと超自然ホラーで一気にその世界に連れ込まれる。ラヴクラフト、ビアスは屋敷の因縁以上に視覚的な描写が光るし。今回初読なのは「サーンリー・アビー」と「黄色い壁紙」。前者は最も怖い怪談と聞いて期待しすぎていたけど、後者はとても嫌。何が嫌かって語り手の変化自体がおぞましすぎる。名作揃いの一冊でした。

  • yukaring さん

    "家にまつわる恐怖"にこだわったホラーアンソロジー。巨匠たちのカラーが色濃く出たバリエーション豊かなラインナップ。ポーの『アッシャー家の崩壊』は不条理さと後味の悪さが光るゴシックホラー。オスカー・ワイルドの『カンタヴィルの幽霊』には人間に驚かされるかわいそうな幽霊が登場し読者の微笑みを誘う。ブラム・ストーカーの『判事の家』は背筋がゾッとする怖さに震え上がるラスト。サキの『開けっ放しの窓』は茶目っ気がきいたホラーストーリーでオチが秀逸。小泉八雲の『和解』も収録されていて和洋折衷の感じがとても楽しかった。

  • こばまり さん

    単なる名義貸しだったのかもしれないがジョン・ランディス編≠ノときめいて衝動買い。他のアンソロジーで接した時同様、ギルマン『黄色い壁紙』は出色の不穏さ。今回気付いたことが一つ。怪談話は敢えて古い、厳めしい訳で読む方が趣があっていいかもしれない。

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