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ISBN 10 : 4588009664
Content Description
デカルトの動物機械説やビュフォンの人間中心主義を批判し、動物の基本的な諸能力を明らかにした試論。今日の自然観・動物観の基礎を築いた啓蒙思想期の哲学者・コンディヤックによる先駆的な業績を、本邦初訳。
【著者紹介】
エティエンヌ・ボノ・ド・コンディヤック : 1714年、グルノーブルの法服貴族の家系に生まれる。1726年から33年までリヨンのイエズス会のコレージュで基礎教育を受けた後、パリに出てサン・シュルピス神学校とソルボンヌ大学で神学を修める。1735年に哲学の教授資格を、1739年に上級聖職位を取得し、1741年に司祭職に就任するが、これ以降もパリの俗界にとどまり、デイドロ、ルソー、フォントネル、ダランベール、ドルバック、エルヴェシウス、ビュフォンらと交流しながら執筆活動を開始した
古茂田宏 : 1952年に生まれる。1976年、東京大学文学部倫理学科卒業。1983年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。山梨県立女子短期大学助教授、千葉大学助教授、一橋大学助教授・教授を経て、同大学大学院社会学研究科教授として在職中の2010年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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