エイブラム・レオン・サッチャー

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燃え続けた20世紀 戦争の世界史 それは大英帝国の凋落から始まった 祥伝社黄金文庫

エイブラム・レオン・サッチャー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784396312329
ISBN 10 : 4396312326
フォーマット
出版社
発行年月
2000年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,459p

内容詳細

1914年6月28日、サラエボに轟いた銃声が、半世紀以上も続く悪夢のような連鎖反応を引き起こした…。20世紀の総括が迫られる今、近現代史の大家が「われらが時代の軌跡」を生き生きと描く。

目次 : 旧世界の日没/ 戦争の世紀の始まり/ 国際連盟の理想/ ワイマール共和国の興亡/ ファシストのイタリア/ 大英帝国の凋落/ 人民戦線のジレンマ/ ロシア革命の衝撃/ 蟻塚と化したユートピア/ ナチ・ドイツの脅威〔ほか〕

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • yoshida さん

    20世紀は戦争の世紀とも言える。WW1前夜から冷戦迄を描いたシリーズ全3巻。1巻はWW1からWW2突入迄。この期間の世界は欧州と米国で支配されていた。欧州大陸では民族が入り乱れ戦争により国境も繁雑に変わる。数ヶ月で終わると予想されたWW1の長期化。結果は人命と資源の膨大な喪失。植民地に独立機運も高まりイギリス連邦は黄昏が訪れる。誰もが予想しなかったレーニンの革命。実際、彼等はテロリストだ。活動資金を得る為に強盗。政権を奪う為の暴力。ヒトラーの野望に譲歩するチェンバレン。イギリスの陥落も近かった事が分かる。

  • ヴェルナーの日記 さん

    およそ歴史書は、年代ごとに起きた事件に重きをおくが、本書は違って、人物の視点に立ち、その人物の行動原理に重点をおいている。第1巻ではナショナリズムが吹き荒れた20世紀初頭の描く。苦悩するアメリカのウィルソン。ワイマール共和国のラーテナウ。イタリアのファシスト、ムッソリーニ。凋落するイギリスのロイド・ジョージ。人民戦線のジレンマ、クレマンソー。ロシア革命が吹き荒れたレーニンとトロッキー、そしてスターリン。そしてナチ・ドイツのヒトラーの台頭。スペインのフランコなど時代を彩った人物たちに迫った俊逸な一書である。

  • coolflat さん

    第一次世界大戦から第二次世界大戦までを扱っている。本書の特筆すべきところは、何といっても各章ごとに人物を充てた紀伝体の形をとっていることだろう。ウィルソン、エーベルト、シュトレーゼマン、ムッソリーニ、ロイドジョージ、マクドナルド、クレマンソー、ブルム、ラスプーチン、レーニン、ケレンスキー、トロツキー、スターリン、ヒトラー、フランコ、ドゴール、チャーチル、ルーズベルトと、彼らの名言や興味深いエピソードが随所にちりばめられている。デメリットは、歴史の流れがつかみにくいところだ。やはり編年体の方が理解しやすい。

  • 出世八五郎 さん

    三部作一作目。第一次世界大戦から近代までを大雑把に網羅したものだから、細かい出来事は無視して全体の流れを知りたい人に打ってつけだと思う。ヒトラーが危険人物であると南アフリカの地(※もしくは英国)から再三、チャーチルが警告するにも関わらず、ヒトラーの自己満足を満たすだけで虎は大人しくなると、ダイエーと欧州首脳が弱腰外交したのが第二次世界大戦勃発の遠因。2013年現在のシナと似てるとかそうでないとか・・・

  • Mr.deep さん

    世界近現代史は硬質でドライな翻訳文体がよく似合う。しかし「バトル・オブ・ブリテン」でのチャーチルとイギリス国民のカッコよさは異常。

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