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ロマンティック・ピアノ・コンチェルト第77巻
リストに学んだブロンザルト&ウルシュプルフ!
ロマン派の知られざるピアノ協奏曲の発掘、蘇演を行うハイペリオンの超人気シリーズ「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ(RPCS)」。第77集は、リストに師事したドイツの音楽家、ハンス・ブロンザルトとアントン・ウルシュプルフのピアノ協奏曲。
ハンス・ブロンザルト・フォン・シェレンドルフ[1830-1913]は新ワイマール協会の創立者の一人であり、全ドイツ音楽協会の会長、ハノーファーやワイマールの劇場監督などを務め、ビューロー、ワーグナー、ブラームスらとも親交を持った作曲家、ピアニスト、指揮者。アントン・ウルシュプルフ(ウアシュプルフ)は、ヨアヒム・ラフに作曲を、リストにピアノを学び、フランクフルトのホーホ音楽院で教鞭を執った作曲家、ピアニスト、教師。どちらも、ピアニストの高い技巧が織り込まれながら充実の管弦楽を備えた、歴史に埋もれさせてしまうには惜しいピアノ協奏曲でしょう。
ソリストを務めるのは、「Hyperion」初登場となるフランスの新世代ピアニスト、エマニュエル・デスパックス。「BBC Radio 3」や「Medici TV」などメディアに取り上げられイギリスで注目を浴びた俊英が、知られざるドイツ・ロマン派のピアノ協奏曲に挑みます。また、近年日本での演奏機会も多い日米ハーフの若手指揮者、ユージン・ツィガーンも「Hyperion」初登場です。(輸入元情報)
【収録情報】
● ブロンザルト:ピアノ協奏曲嬰ヘ短調 Op.10(1873)
● ウルシュプルフ:ピアノ協奏曲変ホ長調 Op.9(1882)
エマニュエル・デスパックス(ピアノ)
BBCスコティッシュ交響楽団
ユージン・ツィガーン(指揮)
録音時期:2017年6月14,15日
録音場所:グラスゴー、シティ・ホール
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)