ウォルター・ジョン・デ・ラ・メア

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かしこいモリー

ウォルター・ジョン・デ・ラ・メア

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784593505142
ISBN 10 : 4593505143
フォーマット
出版社
発行年月
2009年10月
日本
追加情報
:
20×25cm,32p

内容詳細

モリーは2人の姉と森で道に迷い、人食い大男の家に辿り着くが…。英国に伝わる昔話を20世紀英国を代表する作家が再話し、イメージの魔術師エロール・ル・カインが絵を付けた。不思議で華麗でユーモラスな絵本。

【著者紹介】
ウォルター・デ・ラ・メア : 1873年英国ケント州生まれ。石油会社の事務員として働きながら作品を書き、29歳で処女詩集を発表。独特の幻想的な雰囲気を持つ作品は高く評価され、20世紀英国を代表する詩人・作家となった。すぐれた児童文学作家でもあり、1947年には『子どものための物語集』でカーネギー賞を受賞。1956年没

エロール・ル・カイン : 1941年シンガポール生まれ。少年時代、インド、日本、香港、サイゴンなどを転々とした。十代半ばにロンドンに出、広告会社で作ったアニメーションが認められる。1968年に初めての絵本を出版して以来、数多くの作品を発表。『ハイワサのちいさかったころ』でケイト・グリーナウェイ賞を受賞する。1989年没

中川千尋 : 1958年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヴェルナーの日記 さん

    元ネタはスコットランドの昔話。童話や民話で最も多いパターンの”末っ子が一番賢い”物語。挿絵を担当した”エロール・ル・カイン”は1984年に年間にイギリスで出版された絵本のうち、特に優れたものの画家に対して贈られるケイト・グリーナウェイ賞を受賞した経歴を持つ。『イメージの魔術師』との異名をもつ感性豊なイラストレーターでアニメーション作品も手がけた人で、幻想芸術の大家デ・ラ・メアとのコンビネーションがバッチリと決まった絵本に仕上がっている。作品は一種の黄金パターンな物語なので読み聞かせに最適な1冊だと思う。

  • KAZOO さん

    やはり外国の絵本でも日本のおとぎ話のように結構残酷だけれども最後はハッピーエンドというものが多いのですね。これも人食い大男の家族はあまり悪くないのに、なんか犠牲になってという感じがします。この絵はでも結構大人向きでいいですね。

  • パフちゃん@かのん変更 さん

    ストーリーはハラハラドキドキで面白く、読み聞かせにもいいと思います。いろんな昔話の要素が混ざっている感じ。末娘モリーの機転で危機を免れ幸せをつかむ話。でも、けっこういい人のおかみさんがひどい目に合うのはお気の毒だし、何もしていない姉二人のために何度も危険な目に合うのもどうかと思う。

  • モリー さん

    モリーはかしこかった。モリーはこしゃくだった。そして、モリーは女だった。

  • Hideto-S@仮想書店 月舟書房 さん

    逆境にも負けず、勇気と機転と逃げ足の速さで人食い大男を出し抜いて、ピンチをチャンスに変えた女の子・モリー。イギリスに古くから伝わる民話が、幻想作家のウォルター・デ・ラ・メアと『イメージの魔術師』エロール・ル・カインの手でファンタジックな冒険物語に生まれ変わった。日本の昔話も同様だと思うが、「昔むかしの」お話は物語のいわば源流で、語る人次第で全く新しい息吹を伝えられるのかもしれない。残虐そうなのにとぼけた味の大男を踏み台にして、草食系のプリンスをゲットするモリーは、現代的なヒロインだ。2009年10月初版。

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