ウィリアム・ダンピア

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最新世界周航記 上

ウィリアム・ダンピア

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784003348611
ISBN 10 : 4003348613
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2007
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

一七世紀末の海賊が残した驚くべき手記。カリブ海、南米、フィリピン、中国など世界の海を渡り歩き、敵船拿捕、都市襲撃といった私掠活動を重ねる。つねに危険と背中合わせの航海の様子と、寄港した土地の自然や風俗を、厳密な観察眼でつぶさに記す。

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • syaori

    作者のダンピア氏は英国の私掠船員として活動した人物で、本巻の舞台は西インド諸島と南米大陸。当時の南米はほぼスペイン領で、私掠船のお仕事はスペイン商船や植民都市を襲撃すること。そんな海賊活動も手に汗握るのですが、本書の魅力は冒険者・生活者の目線で描かれる現地の気候や風俗、動植物についての記述ではないかと思います。港や風の様子のほか、フラミンゴやマナティーの生態、味についてまで語るので、未知の土地へのロマンを掻き立てられるばかり。世界を「もっと知り」たいという理由で船を乗り換え、東南アジアを目指して次巻へ。

  • ひでお

    17世紀の私掠船の乗組員の手記です。驚くのは非常に細かい観察眼。海はもちろん、集落や植物、動物の描写はみごとなものです。この時代の航海技術の高さも驚きでした。一方でコロンブスの時代から200年で南米がすっかりスペインに支配されていたことや、黒人が奴隷として使役されていることも、あらためて思い知らされます。下巻も楽しみ。

  • Tomozuki Kibe

    漫画「ダンピアのおいしい冒険」が売れているので再版かかる。わしもそれで知って購入。著者であり主人公であるダンピアは17世紀の人物。世界を知るために私掠船の航海士になり、カリブ海から太平洋をまたにかけてスペインと戦い、略奪に参加し、何よりも食う。漫画タイトルにあるが、ともかくこの本の眼目は食べ物の解説。グアバやアボカドならいいが、サメの料理方法・イグアナの食い方。それもやたらうまそう。ウミガメを絶滅危惧種にしたのはこいつらだ。ともかく前半読了。ダンピアたちの航海はまだ続く。

  • Decoy

    血湧き肉躍る大冒険活劇を期待していたら、違った。未知の世界の地理・動植物・食べ物などの、詳細な報告書という趣き。知的好奇心が旺盛過ぎて、海賊とは思えないほどだが、スペイン相手に結構ドンパチやっている。記述が淡々としているから、すっと読み流してしまうが、いつ死んでもおかしくないくらいに危険…。

  • のえる

    身分も時代も場所も私とは何もかも違う著者ダンピアが描く、知らない場所や文化、味についての記述はとても読み応えがあって面白かったです!地図で場所を探しながら読みました。何百年も前の記録なのにかえって何もかもが新鮮で、未知への航海にわくわくする反面、海賊行為の残虐さもリアルに感じられて勉強になりました。漫画『ダンピアのおいしい冒険』も合わせて読んでいるのですが、この原作をほぼ踏襲していてやはり面白いです。下も読んで冒険を見届けようと思います。

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