ウィリアム・シェイクスピア

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終わりよければすべてよし 白水Uブックス

ウィリアム・シェイクスピア

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784560070253
ISBN 10 : 4560070253
フォーマット
出版社
発行年月
1983年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,197p

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    基本的には喜劇なのだろうが、結末がタイトル("All's Well That Ends Well")通りのようなそうではないような…。そうしたところから、「問題劇」ということになるのだろう。最後はヘレナはまあ幸せなのかも知れないが、バートラム自身と、二人の今後を考えると、あまりめでたくもなさそうなのだ。そもそもバートラムに一貫性が欠けるし、ヘレナにしても何故死んだことにしなければならなかったのかがよくわからない。なんだか謎の多い劇なのである。ベッド・トリックにしても必然性はあったのだろうか。

  • まふ さん

    ヘレナの思い通りの結末になるものの、ぎくしゃくした強引な物語の展開が却ってこの作品の「味」を深めているかもしれない、などと思った。ヘレナの一途な思いが国王の病気を癒し、ご褒美にバートラムを「一方的に」手に入れる。この頭ごなしの決定にバ―トラムが逃げ出すのも無理からぬことである。最後に心を入れ替えたバートラムがヘレナへの愛を誓うがこれまでの経緯を考えれば到底長続きしそうもない「決心」である。読者としては「うまくいくはずがない」「ヘレナに頭を押さえつけられるに違いない」という結果を思わず期待してしまう。

  • ehirano1 さん

    ヘレナの希望が叶えられたのは良かったのですが、ホントにこのクズ(バートラム)と結婚することで幸せになるのか甚だ疑問ですwww。少し厳しい視点からモノ申しますと、一時は砕かれた自分の希望へのプライドのためだけに希望を叶えてしまったのではないかと・・・。その意味で、『希望』というモノの内在性理論を教えてくれているような気がしました。

  • パトラッシュ さん

    観劇に行くので読んだが、クズ男に恋する美女(しかも有能な医者!)が彼を騙して結婚しようとする話は何とも感想に困る。物語は結婚喜劇的に進むのに、結末でこの夫婦の未来に幸福を予想できないのだから。シェイクスピア以外の作家の作品として発表されたら、駄作と酷評されてもおかしくない。むしろほら吹きで臆病で失敗を重ねるペーローレスのキャラが立っており、彼を主人公にハチャメチャ人生を送る男のドラマに仕立てたら面白かったか。藤原竜也、石原さとみ、吉田鋼太郎に横田栄司と芸達者が揃っているので、果たしてどんな舞台になるのか。

  • Major さん

    ★1  オクシモロンについて  オクシモオロンの性質上、論理的に分析すると必ず2×2のマトリックスを形成することができる。さて、本作品の登場人物を配置し図示する(この日記エリアでは、残念ながらマトリックスで表示できない。)と以下のようになるが(ここでは当時の道徳観・社会通念上から判断された本作品全体における配置を示す。したがって、「正しい考え・行い」というのは、この時代の道徳や社会通念に準ずるものとし、「よこしまな考え・行い」というのはそれに反するものとする。)

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ウィリアム・シェイクスピア

1564年、イギリス中部のストラットフォードで、商業を営む父と旧家出身の母との間の第三子として生まれる。82年、18歳で8歳年長のアン・ハサウェイと結婚、一男二女をもうける。故郷をはなれ、やがてロンドンで詩人・劇作家として幸運なスタートを切る。94年、新しく組織された劇団「宮内大臣一座」の幹部座員と

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