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新訳十二夜 角川文庫

William Shakespeare

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784042106197
ISBN 10 : 4042106196
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

伯爵家の女主人オリヴィアを熱愛するオーシーノ公爵。だが兄を亡くした哀しみに暮れるオリヴィアはけんもほろろ。その頃難破船から救われ、女であることを隠して公爵に仕え始めたヴァイオラは、優しい公爵に恋心を抱く。さらに、そんなことはつゆ知らぬ公爵が恋の使者として遣わしたヴァイオラに、なんとオリヴィアが一目惚れ…!?もつれにもつれた恋の糸。ロマンスと笑いと風刺が絡みあう、シェイクスピア喜劇の頂点。

【著者紹介】
ウィリアム・シェイクスピア : 1564年、イギリス中部のストラットフォードで、商業を営む父と旧家出身の母との間の第三子として生まれる。82年、18歳で8歳年長のアン・ハサウェイと結婚、一男二女をもうける。故郷をはなれ、92年頃にはロンドン演劇界で劇作家として幸運なスタートを切る。94年、新しく組織された劇団「宮内大臣一座」の幹部座員として名を連ね、俳優兼座付作者として活躍、次第に独自に戯曲を書くようになる。およそ20年間劇作に専念し、劇作家として名をなす

河合祥一郎 : 1960年生まれ。東京大学およびケンブリッジ大学より博士号を取得。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。イギリス演劇・表象文化論専攻。著書に第23回サントリー学芸賞受賞の『ハムレットは太っていた!』(白水社)など。気鋭のシェイクスピア研究者の一人である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェルナーの日記

    ”名は体を表す”という諺があるが、本作”十二夜”おいては当てはまらない。物語の内容とは全くかけ離れた題名がつけられている。一説に『クリスマスのシーズンの終わりを告げる十二夜で上演するために書かれた』と言われている。また、この戯曲を現代において忠実に公演するは難しい。なぜなら主人公の”ヴァイオラ”(男装の時は”シザーリオ”)と”セバスチャン”は双子であり、しかも男女の二卵性双生児でありながら瓜二つという難題をクリアしなければならない。ともあれ誤解と行き違いが錯綜し物語は混戦模様――

  • sin

    少女マンガの原型といっても過言では在りません。見事なまでに構築された恋愛喜劇!そして見事に毒を含んでいる。それにしても悲しいまでに容姿に支配される男と女が昔も今も変わりのない恋の姿を曝け出す様にはある意味清々しささえ感じられます。

  • おくりゆう

    「口説いて参りましょう、あなたの妻となる人を。でも、あなたの妻となりたいのは、この私!!!!」というインパクトある帯文ですが、ロマンティックコメディの文句に相応しく、安心の面白さ(悲劇ばかりだからでしょうか)。一番、音楽的という解説もあって観に行きたい作品です。

  • Shinya

    久しぶりの再読。 シェイクスピアといえばロミオとジュリエットやハムレットのように、悲劇が有名だと思うけど 自分は読んでいて好きなのは喜劇の方。 気持ちが互いにすれ違う中でもドタバタのすえ、ハッピーエンドになる。 そんな展開が自分の人生にあったらなぁ。

  • m

    宝塚の復習に。シェイクスピアは初めて読むが、注釈もあり思った以上に読みやすかった。十二夜の意味も初めて知った。1月6日の公現祭の前夜、1月5日の夜のことなのね。この話を膨らませて「ピガール狂想曲」にした宝塚はすごい。

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