コリオレイナス シェイクスピア全集 14 ちくま文庫

ウィリアム・シェイクスピア

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480033147
ISBN 10 : 4480033149
フォーマット
出版社
発行年月
2007年04月
日本
追加情報
:
15cm,292p

内容詳細

ローマの隣国ヴォルサイとの戦いで都コリオライを陥落させた将軍ケイアス・マーシアスは、コリオレイナスの名を与えられるが、市民の反感を買ってローマから追放される。行方知れずになった誇り高き英雄は、宿敵オーフィディアスと手を結び、祖国ローマを攻め落とそうとする。この企てを知った母ヴォラムニアと妻ヴァージリアは嘆き悲しみ―。シェイクスピア最後の悲劇。

【著者紹介】
W.シェイクスピア : 1564‐1616。イギリスの劇作家・詩人。悲劇喜劇史劇をふくむ36編の脚本と154編からなる14行詩(ソネット)を書いた。その作品の言語的豊かさ、演劇的世界観・人間像は現代においてもなお、魅力を放ち続けている

松岡和子 : 1942年、旧満州新京生まれ。東京女子大学英文科卒業。東京大学大学院修士課程修了。翻訳家・演劇評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    これも塩野さんの[ローマ人の物語]とかぶるかもしれません。シェイクスピア最後の悲劇ということですが、そんなに悲劇ということはあまりないような感じです。松岡さんがどこかで書かれていたそうですが、主人公のコレオレイナスはマザコンであったというようなことを書かれています。確かに様々な場面を見ても対峙するときには頭が上がらないようです。松岡さんの訳はやはり昔読んだほかの方よりも読みやすいです。

  • 優希 さん

    古代ローマ史を元に戯曲化したものですが、政治劇としても読めると思います。戦いで都コリオライを陥落させたケイアス・マーシアスはコレオレイナスの名を与えられますが、傲慢と高潔さから平民に反感を買ってしまうのが皮肉ですよね。ローマ陥落の企みはその復讐とも呼べるべきものだったのでしょう。母親の嘆願にも耐えきれないような性格には問題を感じつつも、ある種のカリスマ性すら見たような気がします。正直この作品は現代の価値観で読むのは難しい気がしますね。後半の悲劇性も必然のように感じてしまいます。

  • シカマル さん

    迷うことも人生、決断することも人生。「そういう態度だから民衆がかっとなるんです。どうしても目指すところへ行き着きたいなら、もっと丁寧に道順を訊くべきだ」、「たまげた、急転直下だな!」

  • usanosuke さん

    コリオレイナスは、祖国ローマの盾として活躍してきた誇り高き武人であったが、市民の目にはその態度や言動が傲慢に映り、大きな反感を買ってしまう。そして、市民や彼らを扇動する護民官たちは、普段は戦争に震え上がり、コリオレイナスが勝ち得た平和にのさばっているにもかかわらず、この誇り高き英雄を祖国から追放してしまうのである。市民側も愚かであるが、市民に盾突くだけの態度しか示せなかったコリオレイナスも愚かであるといえるし、奸計に誑かされ、迎合する大衆の心理は、まさに現代の民主主義の議論にもつながるテーマが(続く)⇒

  • 歩月るな さん

    「天邪鬼ジョージ・バーナード・ショー曰く「最も偉大なシェイクスピア喜劇」」オーフィディアスが宿敵ケイアス・マーシアスを「俺のものにする」話。とはいえ、ママの言う事なら聞くのね的な読みは馬鹿馬鹿しくも名誉に生きる男の生きざまそのものの否定に繋がり、それが「坊や(boy)」との呼びかけや挑発に対しては剣を抜きこれを叩き斬らねばならなかった世界観で、決闘での勝利は名誉、仇討ちは果たさなければ腑抜けのコクマルガラスである。「人間の美点と言うものは時代の解釈次第」なのだ。「登場人物総ハムレット状態」という凄まじさ。

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