ウィリアム・カムクワンバ

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風をつかまえたウィリアム

ウィリアム・カムクワンバ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784378041346
ISBN 10 : 4378041340
フォーマット
出版社
発行年月
2012年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
30

内容詳細

アフリカのもっとも貧しい国のひとつマラウィでは、2001年、雨が降らず主要な農産物であるトウモロコシが育たなかった。農村にくらす14歳の少年ウィリアム・カムクワンバは家にお金がなくなったので、学校をやめなくてはならなかった。ウィリアムは、近くの図書館で科学の本に出会い、英文を一つずつ読み解いて内容が理解できたとき、自分で風車をつくろうと決心した。そして、ゴミ捨て場から拾ってきたものをつなぎ合わせて、きちんと動く風車をつくりあげた。そのおかげで自分の家に明かりがつくようになり、後には風車で水をくみあげることができるようになった。このことがラジオやインターネットで報道され、評判になると、ウィリアムは学校にもどれることになり、さらにアメリカの大学で学ぶことになった。いまは、再生可能エネルギーをつかって、村のために発電やかんがい装置をつくろうと計画している。何かを実現したいと思ったら、まず始めること、そして決してあきらめないこと…それがウィリアムの信念だ。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ☆よいこ さん

    絵本。アフリカのマラウィに住む少年、ウィリアムはひもじい思いをしていた。日照りで作物が枯れ、食事にも困り学校にも行けなくなった。ウィリアムは図書館にある本で勉強し、風車をつくることにした。最初、村人たちが笑ったりからかったりする人もいたが、いざ風車が回りだし発電を始めると希望の光が灯る。▽巻末に実際の写真と解説有り。▽高校の英語の課題にこの話が載っていました。

  • keroppi さん

    「風をつかまえた少年」の絵本版。自分で風車を作り出した14歳の少年。絵本なので、さらっと描かれているが、凄いことなんだと思う。自分で考え、努力することの大切さ。そして何より、夢を実現しようとする熱意。

  • キムチ さん

    先週、映画を見たことで手に取る。アフリカ最貧困に属するマラウィ。無いもの尽くしの暮らしの中で、ひたむきな想いを詰めて行く過程が手に取るように伝わって来た。学資を払えないことで、退学になった彼、こっそり受けていた理科の授業すらも追放。バッテリーの仕組みへのあくなき好奇心から知を求め、図書館で辞書を引きひき学んでいく。今や、暖衣飽食があちこちで見られる日本で忘れてはいけない「学ぶという事」の原初を見た思い!小学校高学年なら、感動が伝わってくれるか。絵がいい!

  • ぶんこ さん

    アフリカの最貧国マラウィの小さな村に住む14歳のウィリアムは、飢饉で学校に通えなくなります。しかし、通りの向こうにアメリカ政府が始めた図書館があった事で、大好きな科学の本を読む事が出来ました。そこでみつけたのが風車による発電。廃品から自力で風車を作り成功させます。このニュースが世界に広がり、ウィリアムは援助を受けられるようになって今はアメリカの大学で学んでいます。何よりいいなと思ったのは、天候に左右されずに風車で地下水を汲み上げ作物が育てられる事。もっと詳しく知りたいので大人用を読みます。

  • gtn さん

    "常識"は"現状"には役立つ。ただ、それだけのこと。この少年は、常識に捉われなかったからこそ、現状に甘んじなかった。

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人物・団体紹介

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ウィリアム・カムクワンバ

1987年アフリカのマラウイに生まれる。中等学校1年のとき、マラウイ全土を襲った旱魃により、学費を払えず退学する。NPOの図書室で物理を独学し、廃品を利用して風力発電のできる風車を製作、そのことが現地の新聞の目にとまり、2007年には科学者や発明家、起業家の会議TEDグローバルより招聘されスピーチを

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