イングリット・アーレント・シュルテ

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魔女にされた女性たち 近世初期ドイツにおける魔女裁判

イングリット・アーレント・シュルテ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784326652815
ISBN 10 : 4326652810
フォーマット
出版社
発行年月
2003年06月
日本
追加情報
:
20cm,166,12p

内容詳細

西洋キリスト教社会でのみ起こった、主として女性に向けられた迫害・魔女狩り。呪術に支配された村社会の魔女像と、学識法曹の抱く魔女像が合体して、「魔女」は作り出された。そのメカニズムを具体的に解明する。

【著者紹介】
イングリット・アーレント=シュルテ : 1942年生まれ。歴史学博士。著述家。女性の社会史および魔術や呪術に関する著述多数。ギムナジウム(中・高等学校)教諭を経て、1996年カッセル大学大学院にて博士号取得。カッセル大学非常勤講師を経て、現在は国及び諸団体の委託研究員として各地で講演を行い、執筆活動に携わっている。ケルン在住

野口芳子 : 1949年大阪府生まれ(旧姓:柊木)。1974年関西学院大学大学院修士課程修了。1977年ドイツ・マールブルク大学大学院にてPh.D.取得。現在、武庫川女子大学文学部教授

小山真理子 : 1950年兵庫県生まれ(旧姓:堀尾)。1975年大阪大学大学院修士課程修了。現在、関西学院大学文学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • なつき さん

    つい最近ドイツで数百年前の魔女裁判に対し無罪判決を出したというニュースがあった。今でもルーマニアは魔女を生業とする人たちがいる。魔女が御伽噺の中ではなく隣の家にいるのがヨーロッパらしい。原始宗教、領民、異端への弾圧が魔女を生み出した温床だと思っていたが、実はご近所トラブルや自分より少し上に対する嫉妬からの告発が多く、むしろ領主側には魔女裁判を忌避する者もいたというのは意外だった。

  • かおりんご さん

    史実をもとに書かれた本。この本を読むまでは、魔女はジェンダー差別からねつ造されているものだと思っていた。しかし、隣人を魔女にしたてたのは、他でもない女性たちだったのだ。「自分の不幸の原因は、他人の幸せのせいである」という、なんとも言い難い考えで、多くの女性が犠牲になった。人間は、恐ろしい。

  • かねかね さん

    流し読み。前に読んだ一冊とかぶっている部分も多くて、かなり飛ばしてしまいました(^_^;) 女性って何でそんなに嫉み・妬みで人を堕とすことが好きかなぁ。学生時代を振り返っても当時の女性たちと大差ない現代の女性が多いぞ!

  • ちっくる さん

    富の量は一定であり、多く得た者は、他から奪っていると考えられた。キリスト教的な考えから魔女を告発したというより、妬み僻みによるモノの気がする。

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