世界を支えるすごい数学 CGから気候変動まで

イアン・スチュアート

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309254531
ISBN 10 : 4309254535
フォーマット
出版社
発行年月
2022年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
331p;20

内容詳細

意外なところで大活躍!フェルマー×暗号、四元数×CG、カオス理論×品質管理、トポロジー×防犯、ケーキ分割問題×選挙、フラクタル×気候変動…。ベストセラー数学者の名解説!

目次 : 不合理な有効性/ 政治家が有権者を選ぶ/ ハトにバスを運転させよう/ ケーニヒスベルクの腎臓/ サイバースペースで身を守る/ 数平面/ パパ、3つ組を掛けることはできたの?/ ビヨーン!/ 任せなさい、私は変換だ/ はいチーズ!/ まだ近くじゃないの?/ 北極の氷をイジングする/ トポロジー学者を呼べ/ キツネとハリネズミ

【著者紹介】
イアン・スチュアート : イギリスのウォーリック大学数学科名誉教授。王立協会フェロー。一般向けの数学書・科学書を多数執筆している。テレビやラジオにも多数出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • trazom さん

    現代社会を支える技術の裏に、高度な数学があることを分かりやすく丁寧に解説してくれる。P≠NP予想と暗号問題、フーリエ変換と画像処理などの連想は容易だが、グラフ理論が腎臓移植の手配に、カオス理論がばねの製造に応用されているなんて面白い。ヒルベルト空間が量子力学の数学的基礎をなすことは承知していても、それが、光ファイバー技術として日常生活を支えていると知ると何故か嬉しくなる。四元数が3DのCGで日常的に使われているとハミルトンが知ったらどう感じるかなど、いろんな妄想が膨らむとても刺激的な一冊である。面白い。

  • やいっち さん

    [追記]我々の生活を支える数学。時に数百年前に成った数学が思いも寄らない形で生きている。文系でも増して理系でもない自分。文学や考古学、歴史に造詣があれば世界を豊かに感じられる。音楽や美術を楽しむ素地があるならやはりそうだろう。数学や物理のセンスがあれば、世界をより深くより高く審美を感じられるはず。

  • れどれ さん

    よくある問いかけ、「数学ってなんの役に立つの?」に真っ向から、現代社会ではこのように実用されていますよと、懇切丁寧に解説してくれている。腎臓移植、ゲームグラフィックなど、意外なような切り口を題材に選び取っていることもあり面白い。なるべく数式をつかわず文章だけで完結させる説明を達成しようとしているのだけれど、本来あるべき解説がかえって省略されてしまい、しっかり理解しようとするとやけに難解。浅い理解でよければ「役に立ってるんだなあ!」とウンウンうなずける。

  • のぶ さん

    チューリングもノイマンも数学の人だった、その影響か、計算機を使うには数学は必須アイテムでしょ、というのが40年ほど前の業界常識でした。その後のITパーソナル化とともにIT界から数学が駆逐された感がありましたが、よくよく見るとそのバックヤードではこれだけ数学が活躍していたのだな。てのを再確認させてくれる本です。著者のちょっと前の著作「世界を変えた…」に引きずられたのか本書の邦題はややダサですが、実は原著は小粋なタイトルです。各章をちゃんと理解させる書き方の本ではないので気にせずにザッとでも読んでみて下さい。

  • rockwave1873 さん

    目次の章と節のタイトル及び文章中にはイラストや写真は目に付いたが、数式はあまりなかったので、「文系人」である自分でも理解出来る内容かと思って読み始めたけれども、残念ながら数学的な説明は殆ど理解出来なかった。只、現代社会は由来と応用法が大きくかけ離れている「不合理な有効性」を持つ数学により支えられているという事実は理解する事は出来た。そして、「現実性、美しさ、一般性、融通性、一体性、多様性」という6つの特徴を持っているからこそ数学が、有用性に繋がっているという事も知ることが出来た。

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