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シャーロック・ホームズ 最後の挨拶 角川文庫

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041069141
ISBN 10 : 4041069149
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ホームズが活躍するイギリスにも、世界大戦の不穏な予感が忍び寄る―。引退し、田舎で暮らしていたホームズが、最後に手がけた祖国のための一仕事とは?(「最後の挨拶」)様々な思惑が渦巻く屋敷での奇妙な事件「ウィステリア荘」、兄のマイクロフト・ホームズ登場「ブルース・パーティントン設計書」、姿を見せない下宿人の謎「赤い輪」、ホームズとワトソンの友情の深さが垣間見える「悪魔の足」や「瀕死の探偵」等全7篇を収録。

【著者紹介】
アーサー・コナン・ドイル : 1859‐1930。イギリス・スコットランドのエディンバラ生まれ。小説家。推理小説、歴史小説、SFなど、多岐にわたる作品を残す

駒月雅子 : 1962年生まれ。慶應義塾大学文学部卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • こーた

    ホームズ短篇集の四冊目は八篇を収録。途中まで読んで、やっぱり順番に読んでいこう、となって、あいだがあいてしまったが、ようやく読みおえた。「悪魔の足」と「レディ・フランシス・カーファックスの失踪」が良かった。てか怖すぎでしょ。特に後者。「瀕死の探偵」はある程度オチが予想できるものの、ワトスンとホームズが互いを気遣うさまにニンマリ。「最後の挨拶」は第一次世界大戦を背景にしたスパイ物で、プロパガンダ色強めで、こういうのもあるのね、というかんじだが、ホームズが探偵稼業から隠退したあとの暮らしも垣間見えて愉しい。

  • タツ フカガワ

    久しぶりにホームズの兄マイクロフトが登場する機密文書漏えい事件「ブルース・バーティントン設計書」、恐怖に歪んだ表情のまま死んでいく「悪魔の足」、ホームズが東洋の奇病に感染して死線をさまよう「瀕死の探偵」、そして探偵業から引退したホームズの第一次大戦前夜の活躍「最後の挨拶」など、全7話は趣向豊かで、どれも面白かった。

  • くさてる

    ミステリと言いつつも、じつはなかなかトンデモな話もあるホームズなのだけど(この短編集では「悪魔の足」)それも含めて楽しめるからこその名探偵なのです。ワトソンとの絆がしっかり固まっているのも楽しい。名探偵の静かな退場にふさわしい「最後の挨拶」がいちばん好きです。

  • ココノビエガク

    『帰還』をすっ飛ばしての読了。駒月先生の訳は本当に読みやすい。内容に関して今さら述べる事は何もない。やはりホームズは個人的に不動の名探偵であると実感するばかり。人生で最初に読んだ推理小説であり、駒月先生の訳で再読となる。初読の頃にはホームズの活躍にばかり目が行っていたが、ワトスンの存在の大きさや二人の友情・信頼が、こんなにも活き活きと書かれていたことに改めて気が付いた。歳を経て養蜂業を営むホームズも、そのうち読んでみたい。

  • キキ

    ホームズシリーズ遂に完結!最後まで見事な解決っぷりでした。「瀕死の探偵」の章は私もすっかり騙されました。全シリーズ読破できて、達成感でいっぱいです(笑)

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