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長い冬休み 下

アーサー・ランサム

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784001141771
ISBN 10 : 4001141779
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

氷に閉ざされた「フラム号」での楽しい日々。キャプテン・フリントの帰還、ナンシイの復活を得て、子どもたちは「北極」探検に乗り出す。ところが、先に出発したディックとドロシアが吹雪に遭って…。

【著者紹介】
アーサー・ランサム : 1884‐1967。イギリスの作家。リーズ大学中退後、『オスカー・ワイルド』など文芸評論を書く。1913年にロシアに赴き、昔話を集めて『ピーターおじいさんの昔話』を刊行。ロシア革命時には新聞特派員として活躍した。『ツバメ号とアマゾン号』(1930)にはじまるランサム・サーガ12巻で児童文学作家の地位を確立

神宮輝夫 : 青山学院大学名誉教授(児童文学)。1932年、群馬県生まれ。早稲田大学大学院修士課程修了。第12回国際グリム賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • たつや

    ウォーカー家とブラケット家の子供達の大冒険が北極探検になりかけたら、思い通りにいかず、違う展開になる下巻になっても、テンポは落ちずに軽快に読めました。長いけど面白い。こんな全集になってるのもうなずけました。

  • Die-Go

    図書館本。新たな仲間、D姉弟との冒険は頓挫しそうになるが、うまい具合に物事は運んでいく。と思われたが、とんでもない事態が巻き起こる。ランサムサーガはほんとに子どもの自主性を重んじる大人達の姿勢が素敵。しかし、それは大事故とも表裏一体でもあるのが悩み所。結末は今回もすっきり。★★★★☆

  • ぶんこ

    ああ、終わってしまいました。連絡手段が旗や灯りでのモールス信号だけの時代なんだと実感するたびに、現代だったら固定電話、携帯電話、そして多分フリント船長のような人だったら衛星電話も用意しているでしょうね。「ピクニックのように簡単ではつまらない」というナンシイの言葉に出てきたように、8人の探検隊一行には実行力、想像力、そして勇気と仲間への熱い友情があって、読んでる私をも熱くさせるようです。今回のハイライトは私には北極探検よりは、羊救助のディックです。ディックとディクソンおじさんが仲良しになったのもほっこり。

  • ユメ

    帰還して早々子どもたちの北極探検のために奔走してくれるキャプテン・フリントはやはり素敵な大人だなあ。病床で指揮をとるナンシイもさすが。そして、唯一となったアマゾン海賊の面子にかけて、ナンシイの代わりを務めようと懸命になるペギイの健気さもじんとくる。凍った湖の上を帆かけ橇で走るのはさぞかし愉快だろう。帆走経験のないDきょうだいが見事北極に黄色い旗を掲げたのは、おどろきもものきさんしょのき!吹雪の中の帆走、転覆、夜の救助隊、たしかにこの子たちは冒険に関して「幸運」だ。北極での食事は何より美味しそうに見えた。

  • けんちゃん

    ランサム・サーガ3作目。今回は冬休みの出来事。都会っ子のDきょうだいが加わって、思い掛けなく伸びてしまった冬休みをお得意の創造力と工夫で満喫します。今回の目標は北極制覇、リーダーを欠いた仲間たちが持ち味と責任感を発揮して活躍します。ツバメ号とアマゾン号のメンバーに劣等感を感じつつ、陰の頑張りで冒険者になっていくDきょうだいと、そんな彼らをちょっぴり冷ややかに観察しつつ、次第に大事な仲間として受け入れていくメンバーたちの推移の描き方がすてきです。もうちょっとジョンとスーザンのエピソードが読みたかったかな。

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