ホームズ物の第1作。 長編です。第1部と第2部が全く違うのに大団円に至る。 何回読んでも面白い。 新訳も読みやすい。

昔延原謙訳で読んだ名作の久々の新訳。 日暮雅通さんの役は大変読みやすいです。 ホームズもの全９作の第１作目。 有名な「ボヘミアの醜聞」「赤毛組合」「唇のねじれた男」、「まだらの紐」などが入った傑作短編集。

「グロリア・スコット号」が面白かった

今でいえばシーズン２ともとれるホームズのカムバック作。生死を不明にしたまま連載を終了させた当時、ホームズの生還を求めて大掛かりなキャンペーンがはられたほどの人気を誇っていたことは有名。物語の質も全く変わっておらず皆安心したことでしょう。

ホームズ作品はどれも傑作ですが、これはファンからの人気も高い有名なエピソード。ドラマ版でも結末を知っていながらドキドキしてしまいますね。

　本家の本ではないが、訳者が、便宜的に省いていた、短編を集めた完結編。 １”技師の親指” ２”緑柱石の宝冠” ３”ライゲートの大地主” ４”ノースウッドの建築士” ５”三人の学生” ６”スリー・クォーターの失踪” ７”ショスコム荘” ８”隠居絵具屋” 　埋もれなくて本当に良かったと思う。個人的には６が好き！

　シャ−ロックホームズシリーズ最後の作品。短編１０作品。 １”高名な依頼人” ２”白面の兵士” ３”マザリンの宝石” ４”三破風館” ５”サセックスの吸血鬼” ６”三人ガリデブ” ７”ソア橋” ８”這う男” ９”ライオンのたてがみ” １０”覆面の下宿人” どの作品も興味をひく作品。１０は特に印象的な短編。事件はないが、男と女の愛憎が描かれていて良い。８はこの時代によくこんな事件を思いついたものだと思う。 　他より安く手に入るのでは？新潮文庫って？