アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ

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夜間飛行

アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569705392
ISBN 10 : 4569705391
フォーマット
発行年月
2009年02月
日本
追加情報
:
20cm,158p

内容詳細

郵便飛行事業の草創期、夜間の運航は常に危険をはらんだ命がけの任務であった。夜に戦いを挑み続ける男たちの苦悩と希望を描いた、サン・テグジュペリの名作が、待望の新訳で登場。

【著者紹介】
片木智年 : 高知県生まれ。慶應義塾大学文学部教授。専攻は、フランス古典文学、おとぎ話論。パリ第三大学博士課程1989年修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • キジネコ さん

    飛行機乗りと通信士から永遠の帰還地の灯を奪う嵐、雲の上の星空の静寂と降下を阻む雷鳴、翼を叩く風雨の対比、昏い空に消息を絶った男達を思う事業者の懊悩と使命感、明日の運命を既視する地上の同僚の暗澹、無事な帰還だけを望む妻の焦慮、言葉が喚起する圧倒的なイメージに文学の高山嶺々、頂点の一つを見る思いが致します。堀口大學訳、山崎庸一郎訳も読んでみたくなりました。死と引き換えに自分の星に戻る王子を描いた作家、実際の消息不明と夜間飛行の符合。この人は死の向こう側に何を見ていたのでしょうか… 美しくて悲しくて切ない。 

  • 布遊 さん

    星の王子さまが好きなので、読んでみた。100年も前、郵便飛行のパイロットとして、嵐の中の夜間飛行のお話。自然のきれいな描写と、嵐の中の命がけのフライトの鬼気迫るものが交互にやってくる。社長や妻の思いも。サンテグジュペリ自身、パイロットと小説家ってすごい!

  • detu さん

    初読みサン=テグジュペリ。内容は一切知らずそのタイトルから夜の空を優雅に飛行するようなイメージを持っていましたが、全くの逆で,新規航空事業を確立させようと言う、冷徹横暴(?)航空会社社長と無謀とも言えるフライトに挑むパイロットの物語が叙情詩のような表現で綴られている。夜間航空事業黎明期の物語。それにしても現代感覚で読むと頭おかしいんじゃない?などと思えるストーリー。ただ訳者の表現は癖になったし、別の訳も読んでみたい。また、星の王子様も。図書館本。

  • miwmiw さん

    サン=テグジュペリの書いた郵便飛行事業の話。サン=テグジュペリはテストパイロットだったから、面白いかなー?と思って読んだけど、訳が読みづらい。社長のリヴィエールと嵐の中飛ぶパイロットのファビアン、設定は好きなんだけどな、違う訳はどうなんだろう。装丁は好きです。

  • ブラフ さん

    【図書館】自身も飛行士であったサン=テグジュペリによる、草創期の郵便飛行事業の物語。とは言え、抽象的表現が多くて分かりにくい^^; 「星の王子さま」を読んだ時に、サン=テグジュペリが飛行士であったことを知り、この「夜間飛行」という作品を知った。彼が見ていた世界がどんなものだったのか興味があったのだけど、なかなか読み解くのが難しい。しかし、常に死と隣り合わせでありつつも、その中に美しい景色を見ていたのだろうか…読み解くというよりは、彼の見ていた世界を垣間見る、そんな作品だろうか。

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