アントニー・ギルバート

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薪小屋の秘密 世界探偵小説全集

アントニー・ギルバート

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784336038500
ISBN 10 : 4336038503
フォーマット
出版社
発行年月
1997年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
高田朔 ,  
追加情報
:
20cm,350p

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • nac さん

    しょぼいコージーミステリのような題名ですが、内容は非常にスリリングな犯罪小説です。構図こそ完全一致しているわけではありませんが、近年日本でもこんな事件があったな、という感じ。クルック弁護士のキャラクターの痛快さや老獪さはダークヒーロー感があって、とても魅力的でした。

  • えみっち さん

    昔はそこまで感じなかったのに、今の年齢(と状態)で読むとめちゃめちゃ身につまされます。彼女(主人公?のアガサ)とは生きている時代も、家庭状況も異なるわけですが。違う点は、私には仕事はあっても安定優良資産がないってところでしょうか。とここまでミステリに関係ない感想ばかり書いてしまいましたが↓でも書いている方がいらっしゃるように「意外と油断ならない展開」で最後まで楽しめます。

  • カーゾン さん

    M:フーダニットではない。だからといって倒叙物でもない。いわゆる”青髯”ものでクルックがどうひっくり返すか、またひょっとしたらその男と結婚したオールドミスの方が犯人なのではないか?との興味を終盤まで引きつける、一種異色のミステリ。日本での出版当時評価が低かったのは、容疑者がある程度いてこの”青髯”が犯人なのか、それとも周辺の疑いの少ない別人物が犯人なのか、という謎解き興味がない作品だったからだろうと推察。”読ませる”作者だけど、フーダニット命な読者は手に取らなくても良いよ。小生は楽しめたけどね。

  • nightowl さん

    辺鄙な場所に建つ曰く付の家に越してきた男。彼は結婚前提交際希望の個人広告を出す。そしてそんな甘い話に乗せられたアガサ。男の計画していることは上手くいくように思えたが―論創ミステリで「灯火管制」が出るということで読了。いやはや、話の盛り上げ方のなんて達者なことか。そろそろ終わり頃?と思っていても山場を続々作り上げてくれている。最初は倒叙ものに近い味わいで読めばいいのかと思っていたら、ちょっとしたひっくり返しがあり脱帽。丁寧な解説も有難い。笑った一言:「パンとバターは片づけて、ミッキー・マウスが出ますからね」

  • 旭 さん

    「良くある良くある」と思いながら読むと、存外気持ちよくだまされ、ううむ、とうなるそんな本。おせっかいなご近所さんというのは、こういう展開の時にはまるで天使のように思えるので不思議。ヒロインは本当に身につまされるというか、孤独というのは身を食い荒らしていくなあ、としみじみとする。

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人物・団体紹介

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アントニー・ギルバート

1899‐1973。本名ルーシー・ビアトリス・マレスン。英国、ロンドン生まれ。家計の窮迫が原因で女子校を退学後、赤十字、食料省、石炭協会などで働く。1925年にJ・キルメニー・キース名義で作家としてデビュー。その後、男性名アントニー・ギルバートで書いたクルック弁護士シリーズの成功により、本格ミステリ

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