アルベルト・グルジンスキ / アントニ・グルジンスキ

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ショパン 愛と追憶のポーランド

アルベルト・グルジンスキ / アントニ・グルジンスキ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784883642410
ISBN 10 : 4883642410
フォーマット
出版社
発行年月
2006年10月
日本
追加情報
:
共著・監修・編集など:小林 倫子、松本 照男
155p 四六版

商品説明

ショパン ―愛と追憶のポーランド

アルベルト・グルジンスキ/アントニ・グルジンスキ共著小林倫子/松本照男共訳
四六判並製/156頁

ショパンに関する書物は数多く出版されていますが、ショパンがポーランドで過ごした若き日々が正確に書かれた本は、あまり多くありません。本書の著者グルジンスキ兄弟は、ともにポーランド生まれの音楽学者。ショパンと親交の深かった家系であったこと、祖父がショパンの孫弟子と親交を持っていたことなどから、ショパンはつねに近い存在だったと言います。そのグルジンスキ兄弟が、ショパンの手紙や当時の音楽紙・誌を精査し、若きショパンを生き生きと描きました。ショパンの音楽の奥底に流れる想いが感じられる1冊です。

内容詳細

目次 : 〜ショパンの手紙や当時の音楽紙・誌の記事、 / さまざまな資料をもとにポーランド時代の / 知られざるショパンが今よみがえった!!〜 / 第1章:プレリュード / 第2章:生家ジェラゾヴァ・ヴォラ / 第3章:ショパンの街 ワルシャワ / 第4章:母国での最後の年 / 付:ショパンに敬意を表するワルシャワ

【著者紹介】
アルベルト・グルジンスキ : 兄アントニ・グルジンスキとともに音楽家系に生まれる。祖父アントニ、父チェスワフともに作曲家で、祖父の音楽院ではショパンの孫弟子であったニエヴィアドムスキも教えていた。ヴロツワフ音楽院で作曲・音楽理論・指揮を、ワルシャワ大学でも音楽学を学ぶ。1975年にワルシャワショパン協会に入り、コンサート部長を経て、1991年から2005年までゼネラルディレクターを務める。2005年には国立ショパン研究機関の副ディレクターに任命される。1995年からショパン国際ピアノコンクールのディレクターを続けている。「F.ショパン・グラン・プリ・ドュ・ディスク」他、ポーランド、日本、台湾等で多数のコンクールの審査員を務めている。ニエヴィアドムスキからグルジンスキ家に伝えられたショパン自身の演奏解釈についての講演もおこなっている

アントニ・グルジンスキ : ワルシャワ大学音楽学卒業。ワルシャワ音楽協会部長を務めていた。70年代から音楽評論を種々の雑誌に寄稿。また国内外のレコード・CDの解説も多い。19世紀のワルシャワの音楽界についての本も書いている。アルバニアで、ショパン国際ピアノコンクールの企画の手伝いと審査もおこない、1996年からはショパンフェスティヴァルも手伝っている。2000年と2005年には「ショパン・グラン・プリ・ドュ・ディスク」の審査員も務めた。2005年よりワルシャワショパン協会のゼネラルディレクターとなる

小林倫子 : 井口基成、アンジェイ・ヤシンスキ等に師事。桐朋学園大学卒業(音楽賞受賞)。第39回、第40回日本音楽コンクールピアノ部門連続入選。第18回海外派遣コンクールで特別表彰を受賞。第10回ショパン国際ピアノコンクールでディプロマと特別賞を得る。ヨーロッパ・アメリカ・日本・台湾で、リサイタル、オーケストラとの共演、また数々の国際フェスティヴァルやTV・ラジオにも出演している。1977年より在住しているポーランドでもショパニストとして知られている。1998年リリースの「ショパンフォーエヴー」は、1999年にポーランドのクラシックピアノ部門では初めてのゴールドCDを、また2000年には、ポーランドのクラシックソロピアノで初めてのプラチナCDを得た。1988年、ショパンの作品を国際的に広めた功績を認められ、「ポーランド人民共和国文化功労賞」を受賞。2002年には、大統領より「ポーランド共和国功労騎士十字勲章」を授けられた

松本照男 : 1942年埼玉県生まれ。明治大学法学部卒。1966年〜1970年、ワルシャワ大学ジャーナリズム研究所留学。同大学政治学研究所博士課程中退。JETROワルシャワ事務所勤務を経て、1980年〜1990年ラジオ局文化放送特約特派員。現在、フリージャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ソバージュ さん

    ショパンがポーランドで過ごした前半生。病弱で田舎町で療養することも多く民謡に関心が高かったこと、コンスタンツィアへの恋慕、当時コンサートの間に他楽器演奏を挿むスタイルだったこと、心臓が入っていた壺が破壊されなかった理由などが特に興味深かった。

  • 偽教授 さん

    ショパンの伝記だが、ポーランド時代しか扱っていない。マニアックすぎて何がやりたいのか分からない。

  • Erikom さん

    ショパンのことを調べていた時読んだ本。ポーランド時代しか書かれていないものの、自分が知っている偉大なショパンが、陰口を言われたり病弱であったり同じ人間であることが分かった、と昔の自分の読書感想文に書かれている。

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