アルフレッド・W・クロスビー

人物・団体ページへ

飛び道具の人類史 火を投げるサルが宇宙を飛ぶまで

アルフレッド・W・クロスビー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784314010047
ISBN 10 : 4314010045
フォーマット
出版社
発行年月
2006年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,310p

内容詳細

投石、弓矢、大砲、銃…。本書では、「ものを投げる能力」を人類繁栄の鍵として考える。人類進化の足跡から、戦争のスタイルと軍事技術の変遷、惑星探査や宇宙開発まで、壮大なスケールで描く画期的な人類史。

【著者紹介】
アルフレッド・W・クロスビー : 1931年、ボストン生まれ。歴史学者。オハイオ州立大学、ワシントン州立大学、テキサス大学などで教職を歴任

小沢千重子 : 1951年、東京生まれ。東京大学農学部水産学科卒。水産庁勤務などを経て、現在、ノンフィクション分野の翻訳に従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • イノ さん

    最終の飛び道具はホモ・サピエンスの先祖が投げる石だっただろうし、未来の飛び道具は地球を脱出した人類が遠くから太陽系の最後の姿を眺めるロケットかも知れない。長くゆっくりと進む人類の飛び道具の歴史がほんの2、300年のうちに破滅的に人を殺す武器になり、更には宇宙進出の道具と成って行く姿を作者の情熱を感じながら楽しんだ。

  • SKH さん

    副題に即し「サルが進化し、研鑽を重ね、宇宙へ」。

  • Teppei Tsujiyama さん

    第2次大戦中にドイツ第三帝国で長距離ロケットミサイルが初めて実用化された。が、それによるイギリス人の死者より、ミサイル製造に携わった奴隷労働者の死者の方が多い。今、北朝鮮でもきっと同じような事態になっているような気がする。

  • 電羊齋 さん

    本書では人類を、二足歩行し、ものを投げ、火を操る動物と定義。ものを的に向けて投げるという複雑な行為が、人類の抽象的な思考能力を発達させたという推論は面白い。そして、飛び道具というものが、戦闘と戦争の形態、ひいては人類のあり方そのものをいかに大きく変えて来たかを語る。飛び道具という角度から見わたした人類史。

  • 左手爆弾 さん

    「投げる」「飛ばす」という行為から人類の発展を描いた本。300ページの本にしては、内容がぎっしり。面倒な部分もあるが、全体的にはよくまとまっている。訳者も指摘するように、飛び道具というものが戦争や戦闘の意識を大きく変えてしまった、という問題は非常に興味深い。投げたものについては意識が違うのである。火薬の登場が時代を大きく動かした、というのも様々な資料から検討されており、面白い。最期の宇宙の章はそれほど好きではないが。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

アルフレッド・W・クロスビー

1931年、アメリカ合衆国・ボストンに生まれる。1961年、ボストン大学にて博士号取得。ワシントン州立大学、テキサス大学をはじめ、多くの大学で教鞭を執りつつ、研究を行う。現在、テキサス大学オースティン校名誉教授。専門はアメリカ史、地政学、生態学的歴史学

プロフィール詳細へ

哲学・歴史・宗教 に関連する商品情報

おすすめの商品