人類が消えた世界 ハヤカワ・ノンフィクション文庫

アラン ワイズマン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784150503529
ISBN 10 : 4150503524
フォーマット
出版社
発行年月
2009年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,476p

商品説明

もし人類が忽然と消えたら、残された地球はどう変わるのか? 科学データを駆使して放つ、壮大な思考実験の書にして究極の環境本。

内容詳細

もしある日人類が忽然と消えたら、地球には一体何が起きるのだろう。地上を覆う人工物、自然、生命がたどる運命は?私たちが環境に与えてきたダメージはどう癒えるのか?そしてこの星が消滅した後も宇宙を漂い続ける、人類最後の痕跡とは?世界をまたにかけた実地調査と科学資料を駆使して放つ、類まれなる未来予測の書にして究極の環境本。あなたの世界を見る目を変えるベストセラー・ノンフィクション、待望の文庫化。

目次 : エデンの園の残り香/ 崩壊する家/ 人類が消えた街/ 人類誕生直前の世界/ 消えた珍獣たち/ アフリカのパラドクス/ 崩れゆくもの/ 持ちこたえるもの/ プラスチックは永遠なり/ 世界最大の石油化学工業地帯/ 農地が消えた世界/ 古代と現代の世界七不思議がたどる運命/ 戦争のない世界/ 人類が消えた世界の鳥たち/ 放射能を浴びた遺産/ 大地に刻まれた歴史/ 私たちはこれからどこへ行くのか?/ 時を超える芸術/ 海のゆりかご

【著者紹介】
アラン ワイズマン : 1947年ミネソタ生まれ。ジャーナリスト。アリゾナ大学で国際ジャーナリズム論を教えるほか、ホームランズ・プロダクションでドキュメンタリー番組制作も手がける。『タイム』誌の2007年ベストノンフィクションに選ばれた『人類が消えた世界』は、Amazon.comやiTunesオーディオブックの年間ベスト(ノンフィクション部門)でも第一位を獲得、世界的ベストセラーとなった

鬼沢忍 : 1963年生まれ。成城大学経済学部経営学科卒、埼玉大学大学院文化科学研究科修士課程修了。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    人類が地上からいなくなったらどのようになるかをシミュレーションを行い予測したものです。映画の猿の惑星を地でいくような感じです。最終的には哺乳類もいなくなってしまうのでしょうが。イラストが結構迫力あるような感じです。著者は人口抑制を行っていくべきであるといっているのでしょう。ある限界点を超過してしまうと突然予想もしないことが起きるのかもしれません。このようなシミュレーションは各国などで極秘裏にやっているのでしょうね。

  • 姉勤 さん

    地球から人類が消えたら。大方の想像通りの点もあり、意外な事もあり。地球環境の人類滅亡後の課題が前半、人類誕生後の問題が後半。 人類が生まれて此の方、どれだけ数多幾多の生物・環境を滅ぼしてきたか。責任を取って消えるにしても、自ら生み出した、核廃棄物、不活性物質(タイヤは超安定物質)、高分子物質、重金属を浄化した上で滅ぶのが結構の様だが、それも難しい。どうしても生き残りたいというなら、「情報」として空間かそれを内包するものに存在するしかないだろう。もうそれって「神」じゃないか…

  • たかぴ さん

    今まで人間が地球をいかに汚したかを示された。生物を滅ぼし、ナイロンの発明による環境汚染。同処理するかを解決しないまま動き続ける発電施設(水力+原子力)。人間が食べる食物のために飼料や殺虫剤の開発による土地の破壊。自分の首を締めながら地球に生活していることを知ることが出来た。身に受けて生きていきます。地球に生きることに対して人間はバランスを欠いていることがわかりました。そして猫は生き残るのであろう。ありがとうございました。

  • うめ さん

    本当に短い期間で人類は力を得て、余りに早熟だったが故に暴走したんだって経緯が良くわかります。これを読むと、わけのわからないファッションやステイタスシンボルや度を越した贅沢が大変馬鹿らしく思えます。そして、便利、よりも、ゆとりを持ちたいって、強く思いました。なかなかに、難しいけど。この本から得た情報をどう吟味し、今後の生活に反映させるかで、品格と知性と己の(己を取り巻く環境の)文化的成熟度が試されそう、そんなリトマス紙な本でした。

  • イノ さん

    突然人類がいなくなったらどうなるか?  壊れる物残る物すぐ戻る物とてつもない時間がかかる物 ありとあらゆる事象を地質からゴーストタウンから耕すことを止めた畑から起きた出来事をもとに予測していく。  部族の話、戦争、農業、絶滅生物、石油、原発と一見関係ないような話から メインの話になるんだけど少々回りくどい。でも読んでて癖になってくる。 鳥と鉄塔、海とプラスチック、現在もゾッとするような事が起きている。   ちょっと読みづらいけど壮大な予測と膨大な薀蓄に刺激され地球に残す爪あとにおののく事請け合いです!

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アラン ワイズマン

アメリカのジャーナリスト。1947年ミネソタ生まれ。「ハーパース」「ニューヨークタイムズ・マガジン」「ディスカバー」など多くの雑誌・新聞に寄稿。アリゾナ大学などで教鞭を執るほか、ドキュメンタリー番組制作も手がける。著書『人類が消えた世界』は、「タイム」誌の2007年ベストノンフィクションに選ばれ、3

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