アラン・ロブ・グリエ

人物・団体ページへ

反復

アラン・ロブ・グリエ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784560096727
ISBN 10 : 4560096724
フォーマット
出版社
発行年月
2018年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
251p;20

内容詳細

廃墟の街ベルリンへと向かう列車、窓から殺人現場の見えるホテル、SMプレイに魅せられた少女のいる人形店…華麗なる迷宮を、秘密の使命を帯びた“私”がさまよう5日間。ヌーヴォー・ロマンの到達点!

【著者紹介】
アラン・ロブ=グリエ : 1922‐2008。フランスのブレストに生まれる。国立統計経済研究所に勤めたのち、バナナなどの熱帯果実を研究する農業技師としてフランス領植民地を転々とするが、熱帯病で帰国の船上で執筆した『消しゴム』により、作家としてデビュー。創作活動と並行して評論集『新しい小説のために』を発表し、ヌーヴォー・ロマンの旗手として活躍。また、『牛年マリエンバートで』のシナリオを手がけて以降は映画にも関心を寄せ、9本を自ら監督している。2004年、アカデミー・フランセーズの会員に選出される。2008年、心臓発作によりカーンで死去

平岡篤頼 : 1929‐2005。1952年早稲田大学文学部卒。フランス文学専攻。早稲田大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • HANA さん

    敗戦の傷跡が未だ癒えぬ独逸伯林、混沌としたその街をある任務を帯びた男が行く。というストーリーなのだが、男の任務も現在起きている出来事の理由も動機もよくわからず。これは自分の読解力の問題もあるけど、最大の問題は行動の主体がすぐに変化するためで、油断しているとすぐに文中で指しているのが誰かわからなくなる。なんだか『黒死館殺人事件』読んでいる時みたいに言葉の森の中に分け入っていくうちに、夢で霧の中を彷徨っているような感覚に襲われるんだよなあ。同著者の『消しゴム』は面白く読めたけど、本書はやはり手強かったです。

  • wakabon さん

    個人的にフランス人作家では最も好きな人なのだが、邦訳が出た後、なぜか未読状態だったもの。 翻訳は相変わらずの平岡節で、ちょっと世代的な古さを感じるかな…。 中身は読者サービス的(?)に過去作品の一部や登場人物(名)が出てきて、ファンとしては懐かしい。流石に50〜60年代の表現主義的な姿勢は穏やかになってるので、そこまで面白くはないが、「快楽の斬新的横滑り」を彷彿させる感じで、巨匠健在(既に亡くなっているが)といった感じ。 基本的に軽い内容なので、訳ももう少しそれに見合ったものだと良いんだけどな…。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品