レジャーの誕生 上 新版

アラン・コルバン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784894347663
ISBN 10 : 4894347660
フォーマット
出版社
発行年月
2010年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
256

内容詳細

現代人の希求する自由時間とは何か。仕事のための力を再創造する時間としてあった自由時間から、「レジャー」の時間への移行過程を丹念に跡付ける。現代人と「時間」の関わりについて論じた名著、待望の新版。

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ラウリスタ〜 さん

    日本語版を読むのは初めて、結構衒学的な文章に見えるな。イギリス、パリ、イタリアの地域別の章と、大西洋横断客船、海水浴、スポーツというジャンル別の章。イギリスの章は、それが大陸にも波及するという意味でも一番大事。コルバンの担当するスポーツの章もいい。末尾のサッカーの地域統合の役割とかは、短くまとまっていて使いやすそう。仏版では一番面白く感じたクセルゴのパリの庶民的快楽の場の章 は、かなり専門的、文学的になっているから一般の読者にはちょっと伝わりづらいか。各章は独立しており、好きなテーマだけをつまみ食いできる

  • SQT さん

    基本的に面白かったけど、スポーツの章は大テーマから逸れている感が拭えず退屈だった。レジャーのトリクルダウン的な受容=民主化というのが根本にある(たぶん)なかで、時間論は別の場所でやった方がいいのでは…という感じ。その他の箇所は勉強になる箇所が多かった。ブルデューの差異化の概念を観光に当てはめている(船長選びとか)のはどの本が最初なんだろうか?アーリよりはこっちの方が古い。あとは文学的創造が余暇を離れ仕事になるまでのメカニズムだったり、映画が大衆にも貴族にも受容されるに至った理由だったり… 良書でした。

  • Akihiro Nishio さん

    イマイチだった。テーマは良いのだが、アプローチが文学的過ぎる。歴史研究にしては、1850年から1950年の幅の広い時期を行ったり来たりししながら論を進めるあたりご都合主義的だと思った。また、興味深い数字が数多く出てくるが、その典拠を明らかにしないのも残念。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

アラン・コルバン

1936年フランス・オルヌ県生。カーン大学卒業後、歴史の教授資格取得(1959年)。リモージュのリセで教えた後、トゥールのフランソワ・ラブレー大学教授として現代史を担当(1972‐1986)。1987年よりパリ第1大学(パンテオン=ソルボンヌ)教授として、モーリス・アギュロンの跡を継いで19世紀史の

プロフィール詳細へ

哲学・歴史・宗教 に関連する商品情報

おすすめの商品