アラスデア・マッキンタイア

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依存的な理性的動物 ヒトにはなぜ徳が必要か 叢書・ウニベルシタス

アラスデア・マッキンタイア

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784588010767
ISBN 10 : 458801076X
フォーマット
出版社
発行年月
2018年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
288p;20

内容詳細

伝統的な哲学が前提してきた、ヒトとそれ以外の動物を区別する根拠とは何か?両者の間に引かれた境界線を、イルカなど他の知的動物たちとの比較を通じて批判するとともに、人間を孤立し自足した強い個人ではなく、傷つきやすく障碍を抱えうる動物、共同体のなかで“与える”だけでなく“受けとり”、他者への依存のもとで初めて開花しうる動物として理解する、徳倫理学の画期的な明察。

目次 : 傷つきやすさ、依存、動物性/ 動物という類に対比されるものとしてのヒト、その類に含まれるものとしてのヒト/ イルカの知能/ 言語をもたない動物は信念をもちうるか/ ヒトではない動物の世界はどのくらい貧しいのか/ 行動の理由/ 傷つきやすさ、開花、諸々の善、そして「善」/ 私たちはどのようにして自立した実践的推論者となるのか。また、諸徳はどのようにしてそれを可能にするのか/ 社会関係、実践的推論、共通善、そして個人的な善/ 承認された依存の諸徳/ 共通善の政治的・社会的構造/ 代理人、友、誠実さ/ 道徳的コミットメントと合理的探求

【著者紹介】
アラスデア・マッキンタイア : 1929年イギリス・スコットランドのグラスゴーに生まれる。ロンドン大学で古典学や哲学を学んだ後、1951年にマンチェスター大学で、また1961年にオックスフォード大学で修士号を取得。マンチェスター大学、エセックス大学などイギリスの諸大学で教鞭をとった後、1970年にアメリカに移住。以降、ボストン大学、ノートルダム大学、デューク大学等で哲学科教授を歴任。ロンドン・メトロポリタン大学の現代アリストテレス主義倫理学・政治学研究センター等で上級研究員を務めている

高島和哉 : 1971年生まれ。東京大学文学部仏文科卒。早稲田大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得満期退学。論文博士(学術)。早稲田大学社会科学総合学術院助手等を経て、明治大学兼任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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