アマンダ・エア・ウォード

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カレンの眠る日 新潮文庫

アマンダ・エア・ウォード

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784102159514
ISBN 10 : 4102159517
フォーマット
出版社
発行年月
2006年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,391p

内容詳細

死刑囚監房で執行の日を待つカレン。娼婦だった彼女は、暴力的な客から身を守るため次々と殺人を犯した。エイズに感染しているカレンを、若き女医フラニーが新しく担当することに。彼女はカレンの生い立ちを知り、死刑を回避すべく行動に出た。一方、カレンに最愛の夫を射殺されたシーリアは、複雑な心境に苦しんでいた。“その日”が近づくにつれ三人の運命は確実に絡み合い始めた。

【著者紹介】
アマンダ・エア・ウォード : ニューヨーク生まれ。ウィリアムズ・カレッジ及びモンタナ大学を卒業。各文芸誌に短編小説を発表。現在は地質学者の夫とともにテキサス州オースティンに在住。定期的に地元の「オースティン・クロニクル」紙に寄稿。『カレンの眠る日』でデビュー

務台夏子 : 英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • アイアイ さん

    娼婦の母から12歳の頃から客を取らされた黒人のカレン。 男たちに暴行され(膣内にタバコの火傷まで受ける)その反撃に殺人を犯す死刑囚となった。 HIVに感染し暴行されたカレンを性被害者として救おうとする女師フラニー、カレンに夫を殺害された シーリア三人の女性の葛藤の物語。テキサス州を舞台とした話で死刑囚の最後の晩餐のフライドポテト率が高い。 鎮静剤の後に痙攣と窒息を防ぐ死刑方法は思ったよりキレイな死に方だ。 「最後の呼吸がいちばん大きいんだ」▽図書館

  • 詠月 さん

    全米で多くの人が涙を流した作品のようですし、showとしての死刑執行に疑問を持つ人が増えていて欲しいです。死刑執行中継という名の娯楽に近い番組で尊厳を語っても薄っぺらいだけでしょう。裁判にしても、プライバシーに煩い個人主義の国なんだから、もう少し自重したらいいのに。感想になってないけど、死刑制度って難しいなぁ。下手なこといえないしねぇ。

  • あちぇたな さん

    女性死刑囚のカレンと医師のフラニー、カレンに夫を殺されたシーリアの話。カレンは黒人でHIV感染者。小さい頃からの虐待と売春、暴力により恋人のエレンのために殺陣を侵してしまう。フラニーは人を本気で愛したことがなく、親のような存在の叔父の急死に伴い、刑務所内の医師を引き継ぐ。シーリアはカレンをうらみ続けているのか、なんだか不思議ちゃんのようなかんじ。夫を殺されたからそうなったのか。最後の決断が不意を突かれた。

  • ラブミーテンダー さん

    ちょっとぐらい犯罪に絡んでるかといって、この小説をミステリカテゴリで紹介するのはやめてほしい。

  • livres さん

    たくさんの、幸せじゃない人たち。それぞれに色々な事情があって、他人や家族に影響を受けたり、与えたり。当事者と他人、加害者と被害者。依頼人と弁護士、医者と患者。カレンが眠る時、3人の女性それぞれが安息することが出来たなら、辛かった時間が、少しは優しいものになるのかも。

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アマンダ・エア・ウォード

ニューヨーク生まれ。ウィリアムズ・カレッジ及びモンタナ大学を卒業。各文芸誌に短編小説を発表。現在は地質学者の夫とともにテキサス州オースティンに在住。定期的に地元の「オースティン・クロニクル」紙に寄稿。『カレンの眠る日』でデビュー

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