基本情報
内容詳細
かつてタレント歴史学者を夢見たロスコフは、落ち目だった。1995年に「冷戦下米国のソ連スパイ事件」を巡る書籍を出版したが、直後CIAが機密解除、本は一夜にして紙くずに。妻とは離婚し大学を退職、酒浸りだったロスコフは、同性愛者の娘のラディカルフェミニストの恋人に刺激され、研究を再開、サルトルやボリス・ヴィアンと親交があったアメリカの詩人・ウィローについての書籍を刊行する。客わずか5人の出版記念トークショーの席上、ロスコフはウィローが黒人であることを記述しなかった理由を問われる。翌朝掲載されたブログ記事が炎上し、ロスコフはレイシストだという非難にさらされる。さらに自分を擁護するツイートに返信したロスコフは、炎上を煽ってしまう。ツイートした知人は、極右政党に入党していたのだ―。現代社会への痛烈な皮肉。超弩級の注目作!ゴンクール賞、フェミナ賞、ルノードー賞、アカデミー・フランセーズ賞、ジャン・ジオノ賞…フランスの名だたる文学賞レースで候補作入り!!フロール賞受賞作!
【著者紹介】
アベル・カンタン : 弁護士、作家。2019年に小説デビュー。デビュー作『Soeur』でゴンクール賞のロングリスト入りを果たしたほか、ゴンクール賞処女小説賞ではショートリスト入り。2作目の本作で、ゴンクール賞、フェミナ賞、ルノードー賞、フロール賞、アカデミー・フランセーズ賞、ジャン・ジオノ賞の6賞で候補、21年にフロール賞を受賞し、注目を浴びている
中村佳子 : 1967年広島県生まれ。文芸翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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夢追人009 さん
読了日:2023/07/10
たま さん
読了日:2023/12/22
本の蟲 さん
読了日:2023/05/22
Mc6ρ助 さん
読了日:2023/06/11
昼夜 さん
読了日:2023/06/21
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人物・団体紹介
アベル・カンタン
弁護士、作家。2019年に小説デビュー。デビュー作『Soeur』でゴンクール賞のロングリスト入りを果たしたほか、ゴンクール賞処女小説賞ではショートリスト入り。2作目の本作で、ゴンクール賞、フェミナ賞、ルノードー賞、フロール賞、アカデミー・フランセーズ賞、ジャン・ジオノ賞の6賞で候補、21年にフロール
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