アビ・ヴァールブルク

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ムネモシュネ・アトラス ヴァールブルク著作集

アビ・ヴァールブルク

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784756612229
ISBN 10 : 4756612229
フォーマット
出版社
発行年月
2012年05月
日本
追加情報
:
765p;26

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 34 さん

    1人の美術史家の生涯が集約された63枚のパネルを読み解くという仕事もずいぶん大変なものだったろうけれど、一つ一つのパネルにふせられた膨大な解説を丹念に読んだからといって、読者が一挙に「ヴァールブルク図書館」にアクセスできるはずもない。まずは著作集を順番に読むことをおすすめする。「探偵小説のようなおもしろさ」という修辞があるけれど、この美術史家の仕事にはぴったりそれがあてはまるのだ。それも彼は事件が起こるたび心臓発作を起こしそうになる、地震計でもあるのだ。クリスティやドイルなんて目じゃない。

  • roughfractus02 さん

    書物は一つの変数が時間直線上で変化する単変量解析的情報処理を習慣化した。その習慣に固執する読者なら本書に何らかの物語を読むだろう。が、63の変数(写真図版)から成る本書は、そんな単変量的因果関係を解体し、多変量的相関関係に読む習慣を拡張する。類似性基準から群や集団のクラスタとして見るか、主成分に要約するかで相関関係がそのつど変動するとしたら、読む側のフィルタの性質に依存するからだ(クラスタ分析か主成分分析かの議論)。19世紀末からの数学と物理学の進展を視野に入れた著者は情報処理(記憶)の多次元化を試みる。

  • inhhh さん

    「記憶はムネーメのかたちで、失われることのない遺産を伝える。ただし、それは記憶にはなによりもまず人間を保護する傾向があるということではない。むしろ記憶は、芸術作品においては、宗教的神秘体験に揺さぶられて恐怖症的激情に襲われるような信心深い個人に対して、様式形成を伴いながら全面的に介入してくる。一方、学問はその様子を記録しながら、律動的な組織を維持して次代へと委ねていく。その中で、空想上の怪物も、将来を決定する生活上の案内者になっていくのである」 p.634

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アビ・ヴァールブルク

1866‐1929年。ドイツの歴史家。ボン、シュトラスブルク、ベルリンの各大学に学ぶ。終生野にありつつ、膨大な文献蒐集と独自の学際的方法をもってなされた新しい文化科学創出の試みは、再評価の気運が高く、現在、新全集刊行中

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