アナリー・ニューイッツ

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タイムラインの殺人者 ハヤカワ文庫SF

アナリー・ニューイッツ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784150122904
ISBN 10 : 4150122903
フォーマット
出版社
発行年月
2020年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
528p;16

内容詳細

数億年前から存在する5基の“マシン”により、時間旅行が可能になっている世界。2022年の時間旅行者テスは、歴史の修正を試みる任務のため訪れた30年前のコンサート会場で、“マシン”閉鎖をもくろむ男たちを発見する。一方、1992年の女子高校生ベスは、同じコンサートからの帰り道に殺人の共犯者となってしまうことに。ふたりの人生が交差していくなか、タイムライン編集戦争が勃発するが―新世代タイムトラベルSF。

【著者紹介】
アナリー・ニューイッツ : アメリカのジャーナリスト、編集者、作家。SFブログio9の創始者で、2015年まで編集者。その後ガジェット&テクノロジーサイトGizmodeの編集長を務める。フィクション長篇第1作のAutonomousは、ネビュラ賞、キャンベル記念賞、ローカス賞の候補となり、LGBTをテーマとした作品に与えられるラムダ賞をSF・ファンタジイ・ホラー部門で受賞した

幹遙子 : 英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • もち さん

    「おまえを裁判費用で破産させてやる日が待ちきれないぜ」◆中絶が違法の世界。1992年に住むべスは、成り行きで人を殺めてしまう。そこに現れたのは、2022年から来たと話す自分自身。歴史の編集戦争と、個人的な悔恨が混ざり合い、時間線は混迷を極めていく。■ミステリ的な驚きを取り込んではいるが、筋立て自体はオーソドックスな時間SF。そこへ恐ろしく根深いジェンダー問題を投入したことにより、想像以上に重くのしかかる、社会派サスペンスSFへと変貌している。

  • まこ さん

    身近に、そして社会全体にある女性への抑圧を歴史ごと変えていく。少しずつ過去を変えても最後にモノをいうのは自分自身。

  • BECHA☆ さん

    太古の昔からタイムマシンが存在していて、時間旅行が可能になっている世界。2022年の世界のテスはある危機感を元に歴史を修正すべく1992年の野外フェスの会場にやってきた。テスの任務と1992年の高校生ベスの青春が交互に展開される。歴史が修正されても、その期間に時間旅行していた人の記憶は変わっていなかったり、なかなか頭がこんがらがるが、テーマが結構重いのとアメリカの歴史を知っていないと通り一遍になってしまう。1893年の女性たちと未来人のムルシーン、紀元前のフガイルが良い。バタフライ・エフェクトが大胆。

  • Ai さん

    男性至上主義とフェミニストらの編集戦争。タイムトラベルは過去の性差別、またそれらとの闘いを描くためのツールであって、SFというより社会派な色が強かった。

  • KUMYAM@ミステリーとSFF推し さん

    ちょっと入りにくい感じはあったけど面白かった。テスたちの編集がうまくいってベスの記憶が書き換えられたとこが鮮やかでとても良かった。

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アナリー・ニューイッツ

アメリカのジャーナリスト、編集者、作家。1998年にカリフォルニア大学バークレー校で英語とアメリカ研究の博士号を取得。SFブログio9の創始者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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