ジャック・グラス伝 宇宙的殺人者 新☆ハヤカワ・SF・シリーズ

アダム・ロバーツ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784153350342
ISBN 10 : 4153350346
フォーマット
出版社
発行年月
2017年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
512p;19

内容詳細

遥か未来の太陽系、人類はウラノフ一族を頂点とする厳しい“階層”制度に組み込まれた。貧困と圧政にあえぐ市民の前に登場したのが、無法の父にして革命的扇動者―宇宙的殺人者、ジャック・グラスだった。彼の行くところには、つねに解決不可能な謎があった。脱出することができない宇宙の片隅にある監獄惑星、地球の重力下では持ち上げることができない凶器、どこにも弾丸が見当たらない凄まじい威力の銃撃…。哀れな囚人やミステリマニアの令嬢、太陽系一の警察官を巻き込みながら展開する、解けない謎の先にあるものとは?注目の英SF作家が贈る、謎と冒険に満ちたSFミステリ。英国SF協会賞/ジョン・W・キャンベル記念賞受賞作。

【著者紹介】
アダム・ロバーツ : 1965年ロンドン生まれ。2000年、長篇Saltで作家デビュー。作家・評論家活動のかたわら『スター・ウォーズ』や『マトリックス』などのパロディ作品も数多く出版。2013年に本書で英国SF協会賞とジョン・W・キャンベル記念賞を受賞した

内田昌之 : 1961年生、神奈川大学卒。英米文学翻訳家。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    ミステリーとしては小粒だが、冒険活劇としては面白い。何で、こんな良い所で終わってんの!?ジャック・グラスという名の由来に納得。特にジャクがゴーディアスに首を絞められた時、自分の身体に起きている反応を切り離して考えるのに、怒鳴られ続けた時の自分と重ねてしまい、既視感を覚えました。そうそう、自分の心をなるべく、殺さずに生きるために必要だよね〜。でも『羊達の沈黙』のような脱獄方法や従事者の自己決定権を失わせ、忠誠を本能的レベルにまで刷り込むCRF投与やドミネーターみたいな武器が出るのでグロ耐性ない人はご注意。

  • 宇宙猫 さん

    ★★★★ 苦手なペーパーバック版。しかも、1部が陰惨な内容だったから挫折しそうだった。2部以降は面白かったけど、終わりが拍子抜け。続きはないのかな。

  • 小太郎 さん

    SFミステリとの触れ込みなので楽しみに読みました。中編が3篇。最初に作者からのメッセージ「殺人者はすべてジャック・グラスです。・・もし真相が分かって読者が驚かなければ作者の負けです」それならばと勢い込んで読んだけど、どの話でも驚愕?の真相。はい驚きました〜(笑) SFとしてもかなり高度で難解なガジェット満載で、やはりこういうバカ話を書かせると英国人は最高ですと思ってしまいました。

  • もち さん

    「人間は活用すべき資源でしかない」◆太陽系最高の刑事が殺害された。凶器も、犯人の姿も見当たらない。宇宙船すら破壊した未知の弾丸が、防護壁を貫通しなかったのは何故なのか――。伝説の殺人者、ジャック・ダラスが暗躍する。(『ありえない銃』)■連作短編形式で不屈の犯罪者を描くSFミステリ。廃惑星からの想像絶する脱出方法、情報を司る一族のヒロインが出会う謎と急展開、SFでしか扱い得ない超解答が度肝を抜くハウダニットと、語らいたくなるトリックが連発する。凡庸な小説に飽きた貴方へ。

  • ヴィオラ さん

    「SF+ミステリー」は、あるようでなかなか無いから貴重かもね。本格かどうかは異論反論あるだろうけど、そこを深く考えなければ、第1章(SF的プリズンブレイク)は結構面白かった。2章以降も同じようなテイストで行って欲しかったなぁ…(^◇^;) 「ジャック・グラス、そこでデレちゃうのかよ!」とツッコミをいれたくなる事うけあいw 語り手の正体も、「あ、そうなの?」ぐらいの感覚w

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アダム・ロバーツ

1965年ロンドン生まれ。2000年、長篇Saltで作家デビュー。作家・評論家活動のかたわら『スター・ウォーズ』や『マトリックス』などのパロディ作品も数多く出版。2013年に本書で英国SF協会賞とジョン・W・キャンベル記念賞を受賞した

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