アストリッド・リンドグレーン

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サクランボたちの幸せの丘

アストリッド・リンドグレーン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784198623852
ISBN 10 : 4198623856
フォーマット
出版社
発行年月
2007年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,220p

内容詳細

父親が農場を継ぐことになり、田舎に引っ越すことになった双子の女の子、バーブロとシャスティン。農場で働く人たちと仲良くなり…。リンドグレーン生誕100年の年に贈る、幸福感に満ちたみずみずしい少女小説。

【著者紹介】
アストリッド・リンドグレーン : 1907‐2002。スウェーデンに生まれ、1944年に、『ブリット‐マリはただいま幸せ』(徳間書店)でデビュー。その後、児童書の編集者として働きながら、数多くの作品を発表し続けた。「長くつ下のピッピ」「やかまし村の子どもたち」「名探偵カッレくん」のシリーズ(岩波書店)など、世界中で愛されている数々の物語を生み出し、「子どもの本の女王」と呼ばれた

石井登志子 : 1944年生まれ。同志社大学卒業。スウェーデンのルンド大学でスウェーデン語を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 新地学@児童書病発動中 さん

    家族で田舎の農場に移り住んだ16歳の双子の少女たちの瑞々しい物語。間違いなくリンドグレーンの傑作の一つだと思う。収穫や草取り、さまざまな家事、家畜の世話といったスウェーデンの田舎の人々の生活が、愛情をこめて描かれている。ドラマチックなことは起こらないし、あっと驚くどんでん返しもない。でもこの物語はとてつもなく面白くて、読者の胸の中に清々しい感情を呼び起こしてくれる。普通の日々の中にあるかけがえのない輝きをリンドグレーンはよく理解している作家だった。ほろ苦い余韻を残す物語の幕切れが見事。

  • シュシュ さん

    やかまし村のYA版という感じ。農場や工場で働く少年少女たち。皆、よく働き、よく遊んで気持ちがいい。よく働く人が幸せになるという意味のセリフが何度か出てくる。リンドグレーンも子どもの頃家の農場をよく手伝っていたらしい。しっかり者のお母さんと、優しくて少しぬけているお父さん。夕方、お父さんと娘たちで農場を見回る場面が好き。「日々の暮らしに、流れる雨の恵みがありますよう、日の光と暖かさの恵みがありますよう。恵みを受けた心はやがてふくらみ、すべてに感謝の気持ちをいだいて、実りの秋を迎え、寒く憂鬱な冬に立ち向かう」

  • 本ぺんぎん さん

    リンドグレーンすごいです。農場での浮き立つ生活。ほんとにそこに喜びを感じまくってる人にしか書けないという感じのするリアルな高揚感。ただただ単純に楽しそう幸せそう!!!

  • バジルの葉っぱ さん

    読んでいる間、現実から逃避(?)できて良かったです。読んでいて草の香りや水のにおいがしてきそう。心地よく読める物語。どなたか書いていらしたけれど、私も「赤毛のアン」のような空気を感じました。

  • joyjoy さん

    「よく働き、働くすべを学んだ人だけが、幸せになれる」という母さんの言葉に、読者も素直にうなずけるくらい、喜びを持って働く人々の姿が生き生きと描かれている。また、父さんの暗唱する詩がラストにふさわしく心に残る。「心は、夢を糧に育つもの、夢がなければ、みじめなもの。日々の暮らしに、流れる雨の恵みがありますよう、日の光と暖かさの恵みがありますよう。恵みを受けた心はやがてふくらみ、すべてに感謝の気持ちを抱いて、実りの秋を迎え、寒く憂鬱な冬に立ち向かう。」自分も手を動かして、働きたくなる。喜んではたらくべし。

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アストリッド・リンドグレーン

1907‐2002。スウェーデンのスモーランド地方生まれ。1945年刊行の『長くつ下のピッピ』で子どもたちの心をつかみ、数多くの作品を生み出す。その作品は全世界100か国以上で読み継がれている。没年、「アストリッド・リンドグレーン記念文学賞」が設立、2005年には、原稿や書簡類がユネスコの「世界の記

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