わたしの百合も、営業だと思った? 電撃文庫

アサクラネル

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784049143942
ISBN 10 : 4049143941
フォーマット
出版社
発行年月
2023年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
264p;15

内容詳細

「かりんさま、何してるのかな」―最推しアイドル・鐘月かりんの「卒業」を半年も引きずる若手女性声優・仙宮すずね。そんな彼女の事務所に新人声優として現れたのは鐘月かりん、その人だった!突然の推し再供給に内心完全に浮かれつつ、表向きでは平静を装い、一定の距離を保とうとするすずね。だけど、かりんがぐいぐいと距離を縮めてくる!?かりんに利用されているだけ?まったく問題ないです!先輩と後輩の関係でいようと決めたはずが、アイドル時代から変わらない完璧なルックスに加え、意外な一面を見せるかりんを、次第に「ひとりの女」として意識することになり…。売れっ子先輩女性声優×元アイドル後輩女性声優が織りなす、ガールズラブコメ開幕!

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 芳樹 さん

    声優すずねの所属事務所に、引退したすずねの最推しアイドル・かりんが新人声優としてやってきたことから始まるGLコメディ。『かりんを推す』という熱い思いをひた隠しにしながら、良き先輩声優として彼女と交流しようと頑張るすずねの葛藤が「心の声」として語られるのが楽しい。さて、本作品は一貫してただよう「百合の空気」にどっぷり浸れて最高!な一方で、声優を職業とする登場人物たちの悲喜交々も存分に語られておりお仕事小説としてもよく練られていて、二つの主題のバランスが非常に秀逸に感じました。続きがあれば嬉しいかぎりです。

  • 佐治駿河 さん

    主人公は声優の「すずね」、そしてお相手は元アイドルで「すずね」の推しであった新人声優の「かりん」。社会人の二人の百合小説となります。この巻の最後は二人が互いの気持ちを知り恋人(?)関係になるまでの物語。二人とも最初から互いを意識していますが、その心情を吐露できずに声優業界で仕事を絡めて進行していきます。続きも気になりますが、これはここまでで完結いいのではないでしょうか。むしろ別作品でこの二人が進展した描写をチラ見せしていただけると、その方が読者の想像が勝手に膨らみ楽しめます。

  • よっち さん

    最推しアイドル・鐘月かりんの「卒業」を半年も引きずる若手女性声優・仙宮すずね。そんな彼女の事務所に新人声優として鐘月かりんが現れるガールズラブコメ。内心完全に浮かれつつ表向きでは平静を装い、一定の距離を保とうとするすずね。先輩後輩としての関係でいようと決めたはずが、ぐいぐい距離を詰めてきて意外な一面を見せる彼女を意識せずにはいられなくて、必死に隠していたのに気づかれてしまうお互いの想い。そしてシビアな声優業界の現実も描きながら、巻き込まれてゆくトラブルの中で絆を深めてゆく二人の関係はなかなか良かったです。

  • わたー さん

    ★★★★★面白かった。最推しであった女性アイドルが突然引退したことを半年間引きずっている女性声優のすずね。彼女の所属する事務所にその最推しの彼女が入ることになり、先輩として指導することになることから始まるガールズラブコメ。えっちいことで前作を回避した人にこそ読んでもらいたい作品だったように思う。まず、なんといっても主人公のすずねのスタンスが非常にいい。推しと意図せず急接近したことで内心バックバクなのに、それを押し殺して平静に対応する姿とか、推しを煩わせないようにしたいという配慮に溢れていて共感性が高い。

  • しまふくろう さん

    なんとなく買い。 絵は可愛らしい。 物語は主人公の推しアイドルが声優に転職して自分と同じ事務所に入ってきた話。かりんを見守るすずねの心の声がいちいち面白い。コメディで終わらせず、熱烈なファンから恋に移り変わる様子を丁寧に描いているのも良かった。 個人的に、帯の売り文句やタイトルがいまいち損をしている気がした。作品の〆で使われる台詞を帯に書くのはネタバレっぽくてちょっと勿体ないような。

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