アクセル・オルリック

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北欧神話の世界 神々の死と復活

アクセル・オルリック

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784791760657
ISBN 10 : 4791760654
フォーマット
出版社
発行年月
2003年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,305,3p

内容詳細

神々と巨人たちの闘いの果てに、世界は滅亡に向かう…。北欧神話の中心をなす「ラグナロク」とは何か。のちに「神々の黄昏」と呼ばれ、ヨーロッパ文化に多大な影響を与え続けてきた終末思想の源流を探る北欧神話論。

【著者紹介】
アクセル・オルリック : 1864‐1917。デンマークのみならずヨーロッパを代表する民俗学者・神話学者・文学史家。コペンハーゲン大学北欧民俗学・古代デンマーク文学教授。研究著作活動のみならず、各種民俗学関連の資料収集と発行、そのための研究機関設立者としても著名

尾崎和彦 : 1936年岡山県生まれ。1967年京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得。宗教哲学・北欧学専攻文学博士。1970‐71年コペンハーゲン大学・ミュンヘン大学・テュービンゲン大学留学。1977年明治大学政経学部教授現在にいたる。1989年コペンハーゲン大学・ウプサラ大学客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • マウリツィウス さん

    【古代北欧古典と神学古典類】シェイクスピア神話に終止符を打つ古代北欧神話序論、従って旧約聖書における古典類を再編纂したジョイスにおける希代作家説は否定されるものでもある。古典主義残響音を幻想へと追放したボルヘスにおけるハムレット引用は恣意的ではなく『ハムレット《王子》』の訳出成果から確認可能だ。つまり古来より連続化したゴダール/ニーチェによる古典反響音は「ウィルス」、古代に潜む暗幕を訳出出来る。古代ユダヤ教/新約系譜キリスト教を「参考資料類」から除外していない。北欧古典の世界路地は帰路へと降立つ終着点へ。

  • マウリツィウス さん

    《北欧神話学》キリスト教影響下にある『散文エッダ』とその原型『古エッダ』についての重要論考。英文学依存から脱した文学作品群考察にも有益で、トーベ・ヤンソンやアンデルセンの最価値評価する際に「ラグナロク」がけして黙示録を意味しない記述であることもまた理解可能だ。すなわちキリスト教体制下にありながら独自の宗教像を「現在も」構築していく北欧宗教とはデンマーク統治下において最大限の敬虔にある。現代思想観点からの論述存在はこの多元論を採択したレヴィナス/フーコーの示唆を意味する。最新型の特殊体系化宗教論の誕生言及。

  • 凛 さん

    ラグナロク神話の研究書。基礎知識が無い状態で読んだのでさすがに難しく、補論を中心に読んだ。民俗学の研究手法に初めて触れたので新鮮だった。今日のファンタジー創作物でもよく目にする終末論的なモチーフの源泉を感じる。

  • 水月 さん

    戦争の神話とは知っていたけど、予想以上…。血なまぐさいですよ。ギリシア神話とは大違いだなーと思いました。

  • ドッグマスター さん

    初めて「ラグナロク」は何かということが学べた。原典は100年以上前の本とは驚いた。深いなぁ。

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アクセル・オルリック

1864‐1917。デンマークのみならずヨーロッパを代表する民俗学者・神話学者・文学史家。コペンハーゲン大学北欧民俗学・古代デンマーク文学教授。研究著作活動のみならず、各種民俗学関連の資料収集と発行、そのための研究機関設立者としても著名

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