アガサ・クリスティ

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ABC殺人事件 クリスティー文庫

アガサ・クリスティ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784151300110
ISBN 10 : 4151300112
フォーマット
出版社
発行年月
2003年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,412p

内容詳細

注意することだ―ポアロのもとに届けられた挑戦状。その予告通り、Aで始まる地名の町で、Aの頭文字の老婆が殺された。現場には不気味にABC鉄道案内が残されていた。まもなく第二、第三の挑戦状が届き、Bの地でBの頭文字の娘が、Cの地でCの頭文字の紳士が殺され…。新訳でおくる著者全盛期の代表作。

【著者紹介】
アガサ・クリスティー : 1890年、保養地として有名なイギリスのデヴォン州トーキーに生まれる。中産階級の家庭に育つが、のちに一家の経済状況は悪化してしまい、やがてお金のかからない読書に熱中するようになる。特にコナン・ドイルのシャーロック・ホームズものを読んでミステリに夢中になる。1914年に24歳でイギリス航空隊のアーチボルド・クリスティーと結婚し、1920年には長篇『スタイルズ荘の怪事件』で作家デビュー。1926年には謎の失踪を遂げる。様々な臆測が飛び交うが、10日後に発見された。1928年にアーチボルドと離婚し、1930年に考古学者のマックス・マローワンに出会い、嵐のようなロマンスののち結婚した。1976年に亡くなるまで、長篇、短篇、戯曲など、その作品群は100以上にのぼる。現在も全世界の読者に愛読されており、その功績をたたえて大英帝国勲章が授与されている

堀内静子 : 明治学院大学大学院卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

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「灰色の脳細胞」エルキュール・ポワロのも...

投稿日:2021/03/12 (金)

「灰色の脳細胞」エルキュール・ポワロのもとに届いた挑戦状。Aのつく地名の町でAのイニシャルの老婆が殺され、次はB、Cと犯行が重ねられて行く。被害者のそばには必ず「ABC鉄道案内」が残されていた。 クリスティー全盛期のポワロシリーズ長編。シリーズの順番ではないけどポワロ最初の一冊として読んだらとても満足度が高いと思うのでおすすめです。

fugyo さん | 東京都 | 不明

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ポワロシリーズの中でも有名な物語!クリス...

投稿日:2019/01/06 (日)

ポワロシリーズの中でも有名な物語!クリスティーの入門編といったところでしょうか。とはいえ期待を裏切ることなく貴方の灰色の脳細胞を刺激してくれること間違いなし‼ポワロシリーズの最初はスタイルズ荘ですが個人的には初めて読むかたにはこちらをオススメします 。

夢眠 さん | 新潟県 | 不明

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個人的に最初に読んだポアロ物です。ポアロ...

投稿日:2012/02/02 (木)

個人的に最初に読んだポアロ物です。ポアロシリーズのファンでなくとも、アルファベット順に起きる殺人事件という魅力的な内容で読者を引き込む作品です。思わず次の犠牲者や犯人を予想してしまった方も多いと思います。 以降ネタバレを含みます。 クリスティーはクイーンのように緻密な回答を用意しているわけではありませんが、今回は納得の出来なのでは?中盤から急展開する部分も興味深く、飽きさせません。

伊湖 さん | 不明 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 射手座の天使あきちゃん さん

    『勝手にアガサ・クリスティー再発見サマーフェスタ』開催中♪ エルキュール・ポアロシリーズ 第11作 殺人予告・関係性皆無の被害者たち・共通の遺留品「ABC鉄道案内」 現在のサスペンスドラマにも頻繁に登場するストーリーの原型が1936年に出来上がっていたんですねぇ❕ やっぱクリスティー凄いです♪ 次は「そして誰もいなくなった」行きま〜す (^_^)ゞ

  • stobe1904 さん

    【クリスティの代表作ミステリ】大抵のクリスティ作品は読んでいたが、なぜか未読だった作品。ABCを名乗る人物から挑戦的な手紙を受け取ったポアロは連続殺人事件に巻き込まれるが…。被害者間に関連性がなく、アルファベット順に行われる犯行をポアロがロジカルな思考で網を絞り、真相を解明するさまは圧巻。後世に大きなインパクトを残し、読みつがれていく素晴らしい作品だと実感。★★★★★

  • 修一郎 さん

    以前ドラマで観たけども肝心なところはきれいに忘れているので大丈夫。ほれぼれする見事なプロットを堪能しました。この,連続殺人のパターンと終盤のどんでん返しは典型的なミステリパターンのひとつなんだろうけども考えてみればこのABC殺人事件が最初で2つを組み合わせてたのですね。犯人は提示されているので,読者としてはじゃぁ最後に動機が明らかになるのだなっていう期待で読んでいくと,ぐるっとひっくり返されて…うわっていう快感。面白かった!これからドラマをもう一回観ます。きっと面白いです。

  • れみ さん

    ポアロあての挑戦状に書かれた通りアルファベット順に起こる殺人事件の謎に挑むお話。連続だけどどれかひとつがコアになる事件なんじゃないか…とは薄々思っていたけど真犯人の動機そしてやり口がほんとに酷くてとなる^^;所々に挟み込まれた「ヘイスティングズ大尉の記述ではない」によってミスリードされたかと思うと引き戻されたりしながらラストまでぐいぐい読まされる感じがやっぱり凄いし気持ち良かった!

  • nobby さん

    ABCのアルファベットで始まる土地で、頭文字の重なる人物が順に殺されていく…そこに必ず残されるABC鉄道案内、そして事前にポアロに届けられる予告ほのめかす挑戦状。もうタイトルそのまんまの展開にワクワクが止まらない!途中で唐突に語り手代わって挟まれるパートから匂わされる倒叙ミステリ感や、あくまでポアロがこだわり動機追い続ける背景は、今でこそ珍しくない仕掛けながら実に効果的♬実質的に残り30頁で一気に明かしてしまうのは少し勿体ぶり過ぎる気もするが、そこまでも飽きることなく読ませるのだから文句のつけようがない!

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アガサ・クリスティ

イギリスの作家。1890年生まれ。1920年に『スタイルズ荘の怪事件』でデビューして以来、長編と短編集あわせて100冊を超す作品を発表した。巧妙な着想と錯綜したプロット構成に、独創的なトリックの加わった『アクロイド殺害事件』や『オリエント急行の殺人』『ABC殺人事件』といった多くの作品が、古典的名作

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