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ホタルの森と魔女の秘密 フレーベル館 文学の森

アイシャ・ブシュビー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784577053003
ISBN 10 : 4577053004
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

中東のクウェートから大おばさんのいるイギリスへ、両親より先に引っ越してきたヘイゼル。
初めて会う大おばさん、初めて暮らす国、そして初めてのサマースクール。初めてだらけの環境で、ヘイゼルはだんだん不安になっていきます。
そこに、現れた三匹のホタルが、ヘイゼルを森へと誘うのです。リンゴがたわわに実り、オオカミや魔女がいる森へと。

【著者紹介】
アイシャ・ブシュビー : 作家。バーレーンに生まれ、クウェート、イギリス、カナダで暮らし、現在はイギリス在住。本書は2023年に第1回The Adrien Prizeを受賞。この賞はイギリスの子どもたちと学校図書館司書が審査員を務め、障害をもつ子どもを主人公にした優れた児童文学作品に与えられる

中林晴美 : 翻訳者。東京外国語大学外国語学部(英語専攻)を卒業後、英国リーズ大学大学院応用翻訳学修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • gero

    三匹のホタルや理不尽なクエストを通して主人公の不安感がくっきりとした手触りで伝わってくるので、強迫性障害を解るためには役立つ作品だとは思います。異世界は心の森ですよという形でリアリティを与えるのも村上雅郁ぽくて新しいです。ただ村上雅郁にはSF的なワンダーと心のきらめきが残りますが、こっちは幻想性が剝がれてしまって世界が広がらないので好みが分かれます。そういえば梨木香歩の「ユング?で大体説明できます!!」な裏庭などの作品もあまり好きになれないんですよねえ。大おばさんのオーバさんは面白いと思いましたけれども。

  • しまこ

    クエートから大おばさんと2人で暮らすことになったヘイゼル。 ヘイゼルには秘密の悩みがあった。 3匹のホタルが森へ誘惑しにきて、冒険をしなければいけないのだ。 クエート出身の女の子がイギリス生活での戸惑いや、楽しみを見つける様子、サマースクールでできる新しい友達や優しい先生と物語についての授業。 優しいと思っていた大おばさんの秘密… ファンタジーとしても素敵です。 この作者は強迫性障害と闘っているようで、同じ悩みを持つ子供たちへのエールを込めて描かれました。

  • fumin

    夢踊るファンタジーだと思って読んだら、強迫性障害のことをファンタジーチックにした物語となっていて正直好みではない……好みじゃないと切り捨てられるものではないとは思うが子どもに向けるには最初から最後まで楽しいシーンがないまま進んでゆくし、大人も読む児童書としても、終着点がまるで「ホタルは結局強迫性障害の見せる幻想で精神科に通って周りの助けを得られれば良くなりますよ」という感じで、なんだかなあ…と。内容もちょっととっ散らかっていて今ひとつだった。伝えたい事はわかるけど、きちんと物語にされてる感じがしなかった。

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