カワイイけど慎重すぎるお嬢様の笑わせ方 GA文庫

りんごかげき

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784815611866
ISBN 10 : 4815611866
フォーマット
発行年月
2021年12月
日本
追加情報
:
245p;15

内容詳細

「あたしには友達がいません!」全校生徒をビビらせた新入生代表の挨拶を披露した沈着冷静系お嬢様、桃猫ハルは笑わないことで有名だ。隣室のよしみから、森カナトはハルの相談相手になるのだが―「笑いかけることは、あなたが好きよと告白するようで嫌なの…!」ハルの悩みは人前で笑えないこと。しかし、カナトとの会話のなかで、不器用な微笑を見せるように!?ハルは見かけによらず、実は人懐っこくて、明るい少女だった?「色んな場所に行って、経験して、もっと笑えるようにしてくれる?」「君の笑顔、保存してもOKなら」不満げなお嬢様に微笑んでほしくて、こっそりダベる二人だけの物語。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 芳樹 さん

    は〜なんと可愛らしい二人、なんと尊い関係か。優しくて、人見知りで、他人に嫌われたくなくて…。似たもの同士の森カナトと桃猫ハルが、二人だけの特別な距離感でお話しする、優しさに溢れた物語でした。桃猫様が笑わない理由がまた可愛らしい。読み終わって心がぽかぽか温かくなります。ところで、前作の”推しカワ”とは文体が大きく変わってますね。地の文も会話文も独特のテンポ感があって、たどたどしい二人のやりとりがゆるりと進んでいく本作に、とてもピッタリな表現法だと思いました。この文調を含めて楽しむ作品であると感じます。

  • よっち さん

    笑わないことで有名な用心深い高嶺の花・沈着冷静系お嬢様・桃猫ハル。お互い一人暮らしで隣室となったよしみから、森カナトは相談を兼ねて、桃猫ハルの話し相手になる青春ラブコメディ。ハルの悩みは笑えないこと。しかし、カナトとの会話のなかで、たまに不器用な微笑を見せるようになってゆくハル。彼女に微笑んで欲しくて会話を積み重ねてゆく二人の関係は、初々しいお出かけをしてみたり、周囲もどこか小動物的なハルの存在を微笑ましく見守っていて、カナトとハルのやりとりとその少しずつ変わってゆく関係を十分に堪能することができました。

  • オセロ さん

    大切なものを失うことを恐れる余り笑うことが苦手になってしまった桃猫ハルと、そんなハルを笑わせたい森カナトの青春ラブコメ。そんな彼らの関係は時に微笑ましく、時に尊いものでしたが、特にそれ以上のものは感じられず。惜しい作品でした。

  • ぽな さん

    尊い…(´・ω:;.:... 皆と仲良くなりたいけど過去の失敗から怖くて積極的に歩み寄ることができない桃猫様とそんな彼女を応援してあげたい笑顔になってほしいと支えるカナト。2人が交流を重ねていき親愛を寄せていく姿に心がポカポカします。カナトだけに甘える桃猫様の可愛さに顔面崩壊しながらゴロゴロするワイ。ここぞという所に最高の桃猫様が描かれてるのが最高過ぎる。あゆま先生圧倒的感謝ッ!桃猫様フォルダガチで作るレベルや!桃猫様に対して頑張ったねって支えてくれるカナトも素敵。2人を永遠に見守りたい。(8.5/10

  • わゆ さん

    タイトル通り、他人の好意を警戒し遠ざけてしまい、どこか人間関係に臆病になっているヒロインと、そんなヒロインと「同類」な主人公とのラブコメ。「同じマインドを持った主人公とヒロイン同士が寄り添いあう物語」ってありそうであまり無くって(一歩間違えれば傷の舐めあいにもなりかねない)、そんな2人が調和し寄り添い合っていく姿がとても素敵だった。ヒロインについては、おそらく作者様が考えている全身全霊の「最強のかわいいヒロイン」像が詰まっているなあと感じられ、実際に要所要所の破壊力は抜群。あたたかい気持ちになれる作品だ。

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