人生の旅をゆく 2 幻冬舎文庫

よしもとばなな

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344424418
ISBN 10 : 4344424417
フォーマット
出版社
発行年月
2016年02月
日本
追加情報
:
283p;16

内容詳細

育児も家事も、小説執筆も社長業も忙しくて心がなくなりそうだった時。陶器のカップの美味しいコーヒーを車の中に持ち込み飲んでみたら、新しい風が吹いてきた―。人生は思い通りにならないけれど、一つ普段と違うことをしてみると、異なる景色が見えてくる。自分なりの人生をカスタマイズすることの歓びが見つかり、しなやかで丈夫な心が育つ。

目次 : 1(おもてなし/ どくだみ/ 心のゆとり ほか)/ 2(私が子どもだったころ/ いつまでも/ 私のQちゃん ほか)/ 3(あたりまえのこと/ ばらの花/ 三十年の話 ほか)/ あの日の海

【著者紹介】
よしもとばなな : 1964年東京都生まれ。「キッチン」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。『TUGUMI』で山本周五郎賞、『不倫と南米』でドゥマゴ文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • との さん

    初ばななさん。これまで読まず嫌いで読んだことはなかったんだけど、彼女の文章の引用を見かけて。そういえばこの人のこと本当に何も知らなかったなー。何も知らずに嫌っていたんだな。◇ところどころ飛ばし読みしてしまったけれど。「そんなに力を入れなくてもいいんじゃない?少し力を抜きましょう。だけど、大切なことは忘れてはいけないよね」と言われているような気がしました。

  • 織町 さん

    “あの夜、もう自分たちなんてどうでもいいから、君にいい名前をつけたいと思った。いい子でも悪い子でもなんでもいいから、生きて無事に育ってほしいと思った。もしも名前がそれに力を貸すなら、少しでも幸せで、大変なことをなるべく波に乗るようクリアして、まっすぐな人生になってほしい、ただそれだけを思った。”震災の話、家族の話、色々な話がつまってます。名付けは私も同じような気持ちだった。彼につける名が、少しでも彼の人生のお守りになるよう、力になってくれるよう、字画と意味を考えながら沢山沢山考えたなぁ。染み入るエッセイ。

  • 湖都 さん

    2巻目は人についてのエッセイが多い気がする。著者本人が語るように、下町で育ったせいか人間関係が濃厚である。幼い頃からくっつきあってきた友達がいて、別れた後も人生に登場するボーイフレンドがいて、世界各地に友達がいて、旅行するにも家族だけでなく友人や秘書が一緒で、そのそれぞれに語りきれないエピソードがあるんだろうなぁと思わせる。勿論、永遠の別れも沢山経験していて、だからこそ一緒にいる時間の尊さを知っている文章が身に沁みる。それから、東日本大震災の記述も多い。地球の自浄力は強いと著者は言うが、実際どうだろう。

  • 図書館の丼 さん

    自分とちょっとずつずれていくのを確認し続ける作業だった。あんなに共感して、「この人は私の気持ちを代弁してくれている」とまで思ったことがあったのに、すっかり道は分かたれてしまったようだ。そりゃそうだ、人間は生きているのだものね。それでも面白かったんだよ。

  • りさゆ さん

    久しぶりのばななさんのエッセイ。共感できる部分とできない部分どちらもあるけど、全部ひっくるめてばななさんの文章が大好きです。読んでいるとホッとします。

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人物・団体紹介

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よしもとばなな

1964年、東京生まれ。詩人・思想家の吉本隆明の次女。日本大学藝術学部文芸学科卒業。87年「キッチン」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。88年「ムーンライト・シャドウ」で泉鏡花文学賞、89年『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で芸術選奨文部大臣新人賞、同年『TUGUMI』で山本周五郎賞、95年『

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