どんな小さなものでもみつめていると宇宙につながっている 詩人まど・みちお100歳の言葉

まどみちお

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784104641024
ISBN 10 : 4104641022
フォーマット
出版社
発行年月
2010年12月
日本
追加情報
:
19cm,127p

内容詳細

童謡「ぞうさん」の詩人が、雑誌などのインタビューで語った談話の中から、心に響く言葉を掬い上げて紹介。100歳を越えてなお、日々みずみずしい言葉を芽吹かせつづけている詩人が語る、ことばの果実。

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 新地学@児童書病発動中 さん

    100歳の時のまどさんの言葉。まどさんの優しさが心に沁みて、じーんと感動した。世界の文学者の中で、最も優しい人だったのではないかと思う。この地球上のどんな物も生き物もかけがえのない存在なのに、「人間は、ほかの存在を脅かすことばかりやっています」だから「ぼくが ここに」(私が一番好きなまどさんの詩)という詩を書かずにはいられなかった、という本文中の言葉が本当に嬉しい。まどさんは蚊のような小さな生き物を詩にするが、蚊を通して宇宙につながっていたことが分かった。まどさんに出会えて良かったと改めて思う。

  • あじ さん

    見て、聞いて、触って、嗅いで…日々感じる「生」の行動。生きていることこそが「驚き」の連続なのだと、100歳のまどさんは語る。『小さいほど大きくて、大きいほどちっぽけである。』人間は万物の頂点にあるのではなく、その一部でしかないということを、まどさんは「窓」から示してくれた。『この世のものはそこにあるだけ、あるだけで尊いものなんです』私自身を含め動植物も愛しい存在なのだと各人が認められたら、宇宙をも包む優しさで満たされるに違いない。まどさんは生きているよろこびを100歳の言葉としていた。

  • おくちゃん🌸柳緑花紅 さん

    凄いなぁ!まどさん。『生まれたところだけがふるさとではなく、死んでいくところもふるさと。宇宙をふるさとにすれば一緒のところになります。』『私は人間の大人ですが、この途方もない宇宙の前では何もしらない小さな子どもです。そして子どもに遠慮はいりませんから私は私に不思議でならない物事には何にでも無鉄砲に飛びついていって、そこで気が済むまで不思議がるのです』まどさん100歳の言葉に感動、脱帽、憧れ。

  • 千穂 さん

    ほかの人にとっての常識が、私にとっては、はっとするような発見なのです。目の上のイボさえも世界の見え方のバリエーションが増える楽しくてうれしいのと。好意的に捉えるこの考え方が素晴らしい。

  • TANGO さん

    図書館で立ち読み。まどさんの、そのままの言葉がつまった1冊。宇宙人で、詩人。泣きたくなるとき、大先輩の言葉は、心身に沁みわたる。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

まどみちお

1909年、山口県に生まれる。1934年に雑誌に投稿した詩が北原白秋により特選に選ばれる。1951年に書いた「ぞうさん」は日本人に最も愛される童謡のひとつ。1968年にはじめての詩集『てんぷらぴりぴり』(大日本図書)を刊行。野間児童文芸賞を受賞する。『まど・みちお全詩集』(理論社)で芸術選奨文部大臣

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品