まつもとゆきひろ 言語のしくみ

まつもとゆきひろ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784822239176
ISBN 10 : 4822239179
フォーマット
出版社
発行年月
2016年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
353p;24

内容詳細

Rubyの作者が初めて明かす!言語の作り方から学ぶ一流プログラマのスキルとセンス。本書のために作った新言語「Streem」を、どう設計&実装したかを一から解説。

目次 : 第1章 さあ、どんな言語を作ろう(自ら言語を作る価値/ 言語処理系の仕組み ほか)/ 第2章 新言語「Streem」の設計と実装(抽象的コンカレントプログラミング/ 新言語「Streem」とは ほか)/ 第3章 オブジェクト指向機能を設計する(さまざまなオブジェクト指向/ Streemのオブジェクト指向 ほか)/ 第4章 Streemオブジェクトを実装する(ソケットプログラミング/ 基本データ構造 ほか)/ 第5章 ストリームプログラミングを強化する(パイプラインプログラミング/ パイプライン構成要素 ほか)

【著者紹介】
まつもとゆきひろ : 1965年生まれ。鳥取県米子市出身。筑波大学第三学群情報学類卒業。プログラミング言語Rubyの生みの親。プログラミング言語デザインの第一人者。プロ言語デザイナー。株式会社ネットワーク応用通信研究所フェロー、一般財団法人Rubyアソシエーション理事長、Heroku Chief Architectなど、肩書多数。三女一男の父でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • えちぜんや よーた さん

    残念ながら自分の知識・経験程度では第1章の数ページで撃沈。以下はほぼ抜粋の内容です。「プログラミング言語」と言っても正確には「言語」と「言語処理系」に分けられてる。言語は「文法」と「語彙」で構成される。文法はどのような記述がその言語でのプログラミングの表現になるかを定めたルール。語彙はその言語で記述されたプログラムの呼び出せる機能の集合のこと。語彙は最初から備わっている組み込み機能のことを指す。一方、言語処理系の方はその文法や語彙を実際にコンピュター上で実行できるようにするためのソフトウェアのことを指す。

  • calicalikoume さん

    Streemという独自のプログラミング言語を開発する過程を解説した一冊。プログラミング言語を作るという事がどんなことなのかイメージするきっかけになりました。細かい部分は説明が難しいと感じる部分がありましたが、他の様々なプログラミング言語の特徴が雑学的にところどころに織り込まれている部分が大変面白かったです。

  • shibacho さん

    雑誌連載の再録。事前知識としてC言語と関数型プログラミングに触れていることが望ましい。特に変数がimmutableうんぬんの話はほとんど何の説明もない(と思う)。MatzがStreemを作る過程の読み物であり、著者の試行錯誤の過程が見えるという意味では面白いが、これを読んだからといっていきなりプログラム言語が作れるわけじゃないので、個々のトピックは別の本で補った方がいいだろう。

  • ryo33 さん

    バーチャルマシンのところと基本データ構造のところが参考になった。これを読んでNumber型一本で行くことを決意できた

  • Syuparn さん

    プログラミング言語「Ruby」の作者まつもとゆきひろさんが一から新しい言語を作るという趣旨の本です。ただの技術紹介、理論に留まらず、「なぜこの文法か」「どう役に立つのか」を第一に説明しているため、様々なプログラミング言語の設計理由を知ることができました。自分でも言語を作ってみたいと思える一冊です。

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