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岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。

ほぼ日刊イトイ新聞

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784865014228
ISBN 10 : 4865014225
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
Series
:

Content Description

世界中のゲームファンと
ゲームクリエイターに愛された、
岩田 聡さん(任天堂元代表取締役社長)の本。

任天堂の元社長、
岩田聡さんのことばをまとめた本です。
ほぼ日刊イトイ新聞に掲載された
たくさんのインタビューや対談、
そして任天堂公式ページに掲載された
「社長が訊く」シリーズから重要なことばを抜粋し、
再構成して1冊にまとめました。
天才プログラマーとして多くの名作ゲームを生み出し、
任天堂の社長としてニンテンドーDSやWiiなど
革新的なゲーム機をプロデュースした岩田聡さんの、
クリエイティブに対する思いや経営理念、
価値観、ポリシー、哲学などが凝縮された本です。
岩田聡さんを誰よりも深く知っている、
任天堂の宮本茂さんとほぼ日の糸井重里の
特別インタビューも収録。
「岩田さん」を、盟友のふたりがたっぷりと語ります。
また、かわいい「岩田さん」のイラストは
100%ORANGEさん、
ブックデザインは名久井直子さんにお願いしました。
「ゲーム人口の拡大」というテーマを掲げ、
世界中のゲームファンとゲームクリエイターに愛された、
岩田聡さんのことばが、
本のかたちでたくさんの人に届きますように。


[目次]

第一章 岩田さんが社長になるまで。

高校時代。プログラムできる電卓との出会い。
大学時代。コンピュータ売り場で出会った仲間。
HAL研究所黎明期とファミコンの発売。
社長就任と15億円の借金。
半年に1回、社員全員との面談。
もし逃げたら自分は一生後悔する。
◆岩田さんのことばのかけら。その1

第二章 岩田さんのリーダーシップ。

自分たちが得意なこととは何か。
ボトルネックがどこなのかを見つける。
成功を体験した集団が変わることの難しさ。
いい意味で人を驚かすこと。
面談でいちばん重要なこと。
安心して「バカもん! 」と言える人。
プロジェクトがうまくいくとき。
自分以外の人に敬意を持てるかどうか。
◆岩田さんのことばのかけら。その2

第三章 岩田さんの個性。

「なぜそうなるのか」がわかりたい。
ご褒美を見つけられる能力。
プログラムの経験が会社の経営に活きている。
それが合理的ならさっさと覚悟を決める。
「プログラマーはノーと言ってはいけない」発言。
当事者として後悔のないように優先順位をつける。
◆岩田さんのことばのかけら。その3

第四章 岩田さんが信じる人。

アイディアとは複数の問題を一気に解決するもの。
宮本さんの肩越しの視線。
コンピュータを的確に理解する宮本さん。
『MOTHER2』を立て直すふたつの方法。
『MOTHER2』とゲーム人口の拡大。
糸井さんに語った仕事観。
山内溥さんがおっしゃったこと。
◆岩田さんのことばのかけら。その4

第五章 岩田さんの目指すゲーム。

わたしたちが目指すゲーム機。
まず構造としての遊びをつくる。
暴論からはじめる議論は無駄じゃない。
従来の延長上こそが恐怖だと思った。
もう一回時計を巻き戻しても同じものをつくる。
ふたりでつくった『スマッシュブラザーズ』。
『ワリオ』の合言葉は、任天堂ができないことをやる。
ライトユーザーとコアユーザー。
◆岩田さんのことばのかけら。その5

第六章 岩田さんを語る。

宮本茂が語る岩田さん
「上司と部下じゃないし、やっぱり友だちだったんですよ」
得意な分野が違っていたから。
新しいことに名前をつけた。
違っていても対立しない。
一緒に取り組んだ『ポケモンスナップ』。
本と会議とサービス精神。
「見える化」と全員面談。
素顔の岩田さん。

糸井重里が語る岩田さん
「みんながハッピーであることを実現したい人なんです」
会えば会うほど信頼するようになった。
みんなの環境をまず整えた。
どういう場にいてもちょっと弟役。
ずっとしゃべってる。それがたのしいんですよ。
病気のときも、岩田さんらしかった。
「ハッピー」を増やそうとしていた。

第七章 岩田さんという人。

わからないことを放っておけない。
◆岩田さんのことばのかけら。その6

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • きみたけ

    2015年7月に亡くなった元任天堂社長の岩田聡氏についてまとめた一冊。ほぼ日刊イトイ新聞に゙掲載された岩田聡さんの言葉を再構成しています。HAL研究所で卓越したプログラマーとして数々の傑作ゲームを生み出し、任天堂の社長に就任してからはニンテンドーDS、Wiiといったゲーム機を世界に送り出して「ゲーム人口の拡大」に貢献しており、ほの軌跡を追い掛けています。経営者として、やるべきことに優先順位をつけることの大切さを語っていますが、同感です。

  • はっせー

    岩田聡さん。私の少年時代を支えてもらったいわば恩師である。岩田聡さんが世に提供したものは大きい!DSやwiiとてもやっていたなと過去を振り返った。岩田さんの言葉や人生をまとめた本になっている。本当に優しい雰囲気がずっと醸し出されている。大きな優しいオレンジ色の雰囲気である。岩田さんはお客様や社員のハッピーを本気で追求していた。そのために何をすれば一番合理的かを常に考えていた。いま感想を書いている途中から涙が出そうになっている。自分の子供の頃お世話になった岩田さん。本当にありがとう。ゆっくり休んでください。

  • つっちー

    岩田氏の誠実さが伝わってきます。 元のインタビュー、対談記事も読んだことがありますが、それらを丁寧に岩田氏の言葉としてまとめられています。 最近、「嫌われる勇気」を読んだのですが、岩田氏は、アドラー心理学を自然と実践されている人なのだなぁと感じました。 宮本氏、糸井氏が、お二人とも、友人として、人として岩田氏が大好きだというのがヒシヒシと伝わってきます。 岩田氏の語った哲学、仕事観は、氏の人柄もあって、下手な自己啓発本とは比べ物にならない程、心に活力を与えてくれます。 折に触れ、再読したい本です。

  • kou

    語彙力が乏しくて、この想いを表現出来る適切な言葉が思いつかないが・・・とにかく素晴らしい一冊だった。「みんなを喜ばしたい」、「みんなをハッピーにしたい」、その事への情熱が溢れていた。社会人、そして、どの立場の人が読んでも、必ず刺さる箇所があると思う。これからも、何度も何度も読んで、内容を取り込んでいきたい。

  • mukimi

    任天堂社長というと殿上人の様だが「岩田さん」は好奇心旺盛で努力家の優しい人だったらしい。全社員と面談していたというのは驚き。「私はあなたのことをちゃんと見ていますよ」と他者に思わせられる人は強い。人は自分を信じてくれる人を信じたくなり、自分を好きでいてくれる人のことは好きになる。「本当にやりたそうにしている人に仕事は渡したい」「目の前のことに汗を流す前にボトルネック(問題になっていること)を探したり自分にしかできないことを探すべき」「仕事で出会う人に敬意を持つことが仕事を面白くする」など金言も得た。

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