活版印刷三日月堂 雲の日記帳 ポプラ文庫

ほしおさなえ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784591159996
ISBN 10 : 459115999X
フォーマット
出版社
発行年月
2018年08月
日本
追加情報
:
335p;16

内容詳細

シリーズ累計16万部突破の大人気『活版印刷三日月堂』シリーズ、ついに本編完結!

【著者紹介】
ほしおさなえ : 1964年東京都生まれ。ミステリ作家・詩人。1995年『影をめくるとき』が第38回群像新人文学賞優秀作受賞。2002年『ヘビイチゴ・サナトリウム』にて、第12回鮎川哲也賞最終候補(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しんごろ さん

    流れ星は栞となって降ってきて、海から瓶にはいった手紙が流れてくる。庭では花のアルバムができあがり、栞、手紙、アルバムが仲良く手をつないで雲に昇って、ひとつの日記帳になりました。その日記帳は、自分の故郷、月へと帰って行き、やがて、日記帳は三日月となって、光を照らして人を優しく見守り続けてくれたとさ。いつまでも余韻が残り、心をふんわり温かく包みこんでくれた素敵なシリーズに巡りあえたことに感謝したいです。

  • へくとぱすかる さん

    4冊目の完結編。物語世界では、このあとも人生模様がつむぎ出されるのでしょう。でも読者が読めるのはここまで。名残り惜しい。16編の連作小説を、一気に読み切ったという充実感と、一抹の淋しさがあります。著者は詩人ということで、澄み切った美しい文章が、とても印象的でした。活版印刷が工芸品なのか実用品なのか、結論は私たちが探っていくことになるのでしょうか。

  • しんたろー さん

    完結の第4巻は今までと同じ「お客さんリレー」方式の連作短編。主人公・弓子を中心にした人の繋がりが素敵な物語で、世俗にまみれた私でも心が洗われるようだった。全話に共通して優しい思いやりに溢れたシリーズで、最終巻らしい、それまでの人々が登場する綺麗なまとめ方も納得。特に『雲の日記帳』〜『三日月堂の夢』の流れは胸が震えたし「人の思い、記憶、夢だけはその人とともに消える……だから、大事にしなくちゃいけない」という台詞は心の残った。愛着あるので『みをつくし料理帖』みたいに数年後の彼女らを描いた特別編を熱望したい!

  • 三代目 びあだいまおう さん

    とても静かで、まるで凪のような興奮を表す言葉が欲しい。素敵という言葉の最上級にふさわしい言葉が欲しい。言葉が、まるで大自然を雄大に創り上げるように、ただ一片のムダさえなく私たちの心に感動を運んでくれる。風のように、雲のように。このシリーズが好きすぎて、これまでの4冊が私にくれた感動を、大切な誰かに贈りたくてたまらない。できれば、読書が好きで、でもこのシリーズにはまだ触れた事がないような方。あえて私の知人ではなく、許されるのならば顔も名前も存じ上げないがいつも仲良くして下さる読友様のどなたかお一方に‼️🙇

  • 寂しがり屋の狼さん さん

    シリーズ4冊目📚️三日月堂に関わった人と人が繋がり活版印刷の新たな可能性へ導いていく🌜️水上さん…最後の魔法はズルいよ(笑)(*>∀<*)『浮草』も安西さんと豊島さんが受け継いでくれてよかったあ📚️楓ちゃんは逞しくなりましたね😌第二の弓子さん(笑)😆

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ほしおさなえ

作家。1964年東京都生まれ。1995年「影をめくるとき」が群像新人文学賞小説部門優秀作に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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